外壁塗装で損をしない、2ステップで正しく比較検討する方法

この記事では、あなたが外壁塗装で失敗しない、トラブルにならない、損をしない為の、見積もりを2つのステップで比較検討できる方法と正しい見方ご説明します。
「見方がよく分からない」「追加料金がかからないか心配」「結局総額でいくらなのか」等困らないようにしましょう。

外壁塗装で損をしない、2ステップで正しく比較検討する見積もりの見方

こんにちは、八王子めじろ台で創業20年。外壁塗装やウッドデッキ、駐車場工事などリフォーム工事を手掛けています、ソデノ建装の代表袖野です。
私と会社をこちらで詳しく紹介しています。あわせてご確認ください。

リフォームは大切なお家を長く快適に過ごせるよう、とても大切なことですが、 金額もそれなりにかかる為、やはりに気になるのは「失敗しない、損をしないリフォーム」だと思います。
また料金トラブルは絶対に避けたいところですから、見積もりの段階でそうならぬよう回避する術も知っておきたいところだと思います。

 

弊社にもよく今回のような外壁塗装のお見積もりに関するご相談が寄せられますが、 お客様が損をせず納得したリフォームが出来るよう2ステップの比較検討方法と正しい見方をお教えしています。

まずステップ①は、外壁塗装見積もりの工事項目とその平均的な価格を知る事です。
どの様な作業が外壁塗装工事には必要なのか。また、その工事の費用はどのくらいか。を知っておくことが最適な見積価格の見極めに必要です。

次にステップ②は、本当に満足のいく外壁塗装工事を行う為の判断基準を決めることです。
外壁塗装見積もりの内訳、見積もり項目を工事内容と価格の比較検討ですと、同じ価格のお見積りを数社もらった場合は業者選択が困難となります。
そこで、あなたの目的に合わせてどのように業者を選べばいいのかという判断基準を設けることが必要です。

ここでお伝えする事は、地域が変わっても共通したものですので、八王子外の方もぜひお役立てください。
あなたのとった見積書の検討材料にしてください。

八王子付近での30坪 平均的な大きさの外壁塗装の費用は・・・ズバリ。

まず、最も気になるのが平均相場だと思います。

この金額と大きく差があるときは、注意する目安にもなります。

ただし、八王子近郊での外壁塗装の費用は、平均的な大きさ30坪。外壁面積180㎡~200㎡で、ズバリ、80万円~120万円。屋根塗装が15万円~20万円が標準的な価格です。

あくまでも標準的な価格ですので、家の形、使う塗料、外壁や屋根の傷み具合、サイディング外壁の場合はコーキング作業などで価格が変わる場合もあります。
同じ大きさの家でも条件によって価格に幅が出てしまう場合が多いので、ご自分で外壁塗装の見積もりをチエックできれば、正しい工事方法で、正しく適正な価格で外壁塗装を行う事が出来るのです。

代表 袖野
ここのページで、あなたが解る事は、外壁塗装見積もりの見方を理解できます。

見積書で確認する事や注意する事が解ります。外壁塗装の費用のトラブルを事前に防ぐ事が出来ます。

また、一般的な支払い方法も押さえる事もできますので、最後までお付き合いください。

 

外壁塗装のサイトには「数社から見積もりをもらおう」「最低3社から見積もりを」など数社、複数からの見積もりからの検討を進めています。
しかし、外壁リフォームで数社から見積もりを取ったけど・・・「比較できない」「どのように比べればいいのか?」と悩んでしまう方もいらっしゃいます。

また、どうしても塗装見積もり価格に気をとられて、90万・70万・60万の3つの価格だけの判断だと、90万だと高すぎる。
60万だと安すぎる、70万なら大丈夫だろうなんて、価格と内容、技術や保証などでなく、心理状態で選んでしまう場合もあります。

外壁塗装の費用相場を正しく理解することは、外壁塗装の計画の中で大切なことです。
また、悪徳業者に業者に騙されることなく、良心的な業者で、適正価格で塗装工事をするうえでも非常に重要です。

ぜひ参考にしてください。

建物の大きさ別の外壁塗装費用

冒頭でも、ご紹介しましたが、外壁塗装の費用は、平均的な大きさ30坪。

外壁面積180㎡~200㎡で、ズバリ、80万円~120万円。
屋根塗装が15万円~20万円が標準的な価格。

また、日本ペイント1液ファインシリコンセラ、標準的なシリコンセラミック塗料を使用した場合のおおよその価格を表にまとめました。

述べ床坪数 外壁面積 外壁標準価格 仮設足場面積
25坪(約83㎡) 110㎡~120㎡  約75万 165㎡~175㎡
30坪(約100㎡) 120㎡~130㎡  約90万 175㎡~190㎡
35坪(約116㎡) 130㎡~140㎡  約105万 190㎡~210㎡
40坪(約135㎡) 140㎡~150㎡  約120万 210㎡~220㎡
45坪(約150㎡) 150㎡~160㎡  約135万 220㎡~240㎡
50坪(約167㎡) 160㎡~170㎡  約150万 240㎡~260㎡

ここで注意して頂きたいのが、この標準的な価格と、あなたがもらった見積もり価格が大幅に違っていないかが、重要です。

10%~15%の誤差があってもいいと思いますが、時々、30坪で外壁塗装が150万円なんて話も聞きます

この価格を基準して、工事のお話を進めることをおススメします。また、使う塗料で工事費用が変わります。
使用する塗料の特性と価格をお知らせいたしますのであわせてこちらをご確認ください。

ステップその① 外壁塗装見積もりに掲載されている工事項目と費用の9つの注意点

ステップその①では、外壁塗装工事に絶対必要な作業項目とその作業価格(単価)をお知らせ致します。

あなたが頂いた外壁塗装見積書でここに記載されている作業(工事内容)が一つで抜けている。
記載されていない場合は、必ず業者に確認してください。

外壁塗装工事は「外壁を塗料で塗るだけ」の作業では仕上がりません。

仮設足場、高圧洗浄、ケレンなど、塗装作業以外にも多数の作業項目があります。
簡単にどの様な作業をするのか?その作業の費用はどのくらいなのか?また、作業や工事の注意点も掲載しています。

注意点 その1 仮説足場の組立の価格は明確か?

クサビ式足場

仮説足場の組立 2階建て。クサビ式足場㎡単価 800円~1000円高い場所の作業となる、外壁や屋根の塗装には必ず「仮説足場」を組立ます。

外壁面積より、10%~20%面積が大きくなります。
家の周りに足場を建てますので、外壁面積より当然大きくなります。

また、3階建てや建物高さが9mを超える場合は、単価が1500円~1200円となる場合があります。

平成29年に法律が改正され、仮設足場も使える足場と使えなくなる足場があります。
足場にステージと言って板を乗せて、板の上で作業や移動する事が決まりました。

足場や安全に関する事を詳しくお知らせする記事がこちらです。あわせてご確認してみてください。

注意点 その2 飛散防止シートの項目と単価は明確か?

飛散防止シート

飛散防止シート ㎡単価 100円~200円 家を洗う時の水、ケレン作業でのホコリやごみ。
塗料が周りに飛ばない為に行うのが、飛散防止シート
です。

メッシュシートと呼ぶ場合もあります。
近隣ご近所へご迷惑をかけない為にも必ずなければならない作業です。

シート面積は仮設足場とほぼ、同じ面積になります。

また、家が密集うしている場合はメッシュシートではなく、ブルーシート等を使う場合もあります。
台風や強風時には、必ずシートをたたまないと、足場が崩れる場合もありますので、必ず業者には強風や台風接近時はたたんでもらうようにお願いしましょう。

注意点 その3 高圧洗浄作業の価格と洗浄面積は正確か?

屋根の高圧洗浄

高圧洗浄作業 ㎡単価 300円~400円(エンジン式)外壁塗装の前に、ほこりや汚れを洗い流す作業です。
塗装する場所は必ずこの洗浄作業を行います。

家の窓や雨どい、雨戸や破風板なども洗いますので作業面積は塗装面積とほぼ同じとなります

注意点 その4 養生作業の価格の確認

養生作業

養生作業 ㎡単価 80円~150円ドアや窓、タイル部分など、塗料しない場所や塗料がついて汚れてはいけない場所を覆う作業です。

サランラップみたいなビニールで養生作業は行います。

建物や車、テラスなどその家その家で、養生する場所がありますので、一概に金額はお知らせできませんが、30坪の平均的な養生面積は約100㎡前後ですので、2万円ぐらいだと思われます。

注意点 その5 外壁塗装作業面積と塗料の違いによる価格の違いは適正か?

外壁塗装

外壁塗装作業 ㎡単価2000円~5000円外壁塗装に使用する、塗料の種類で塗装単価は変わってきます。

以下は日本ペイント協会が公表している価格です。

建物の大きさ セラミック系塗料 シリコンセラミック系塗料 フッ素2液系塗料
25坪(約83㎡) 40~70万円 10年耐久 50~80万円 10年耐久 60~100万円 10年以上耐久
30坪(約100㎡) 50~80万円 10年耐久 60~90万円 10年耐久 70~110万円 10年以上耐久
40坪(約135㎡) 60~90万円 10年耐久 70~100万円 10年耐久 80~120万円 10年以上耐久
50坪(約167㎡) 70~100万円 10年耐久 80~110万円 10年耐久 90~130万円 10年以上耐久

日本ペイント協会資料より
⇒https://www.nipponpaint.co.jp/biz1/building/pdf/pricelist.pdf?=1509

代表 袖野
この価格表をご覧になって「かなり価格に幅があるな」「この価格の差はなんだ」なんて感じている方も多いと思います。

実は、この塗料を使う前に下塗り材、シーラー等で価格に幅が出ます。
日本ペイントの価格表にも「上塗り+下塗り」の価格で明記させていると思います。

実際の外壁の状況を見て、下塗り材を決める事が多く、どうしても価格に幅を持たせなければ皆様にお知らせできません。

また、外壁塗装業者は水性塗料を進めますが、私の経験から言わせて頂くと断然油性塗料が耐久性や美観がいいです。詳しくこちらでご説明していますので、ぜひご確認ください

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注意点 その6 屋根の塗装作業の面積と塗料の種類の違いはありますか?

屋根塗装

屋根の塗装作業 ㎡単価 1800円~5000円屋根の塗装も使用する塗料で単価が違ってきます。

一般的な塗料とコロニアル屋根(スレート屋根)での価格を表にまとめましたので、ご参考にどうぞ。

屋根の大きさ シリコン系塗料 フッ素系塗料  熱遮断系塗料
20坪(60㎡)  11~13万円 19~24万円  24~27万円
30坪(約90㎡) 17~20万万円  30~36万円  36~40万円
40坪(約120㎡) 22~27万円  40~48万円  48~54万円
50坪(約150㎡) 27~33万円  50~60万円  60~68万円
代表 袖野
スレート屋根の塗装保障をよくご確認ください。ほとんどの会社は3年前後です。10年保証は難しいと思います。

スレート、カラーベスト屋根はその材質上塗料を長持ちさせる事が非常に困難です。私はスレート屋根は塗装しなくてもいいと思っています。

詳しくはこちらの記事でぜひ、ご確認お願い致します。

注意点 その7 コーキング作業の増し打ち、新規作業の違いと価格の確認

コーキング作業

コーキング作業(サイディングの場合) m単価600円~1200円サイディング外壁のつなぎ目が古くなり、劣化してひび割れしてきます。

このまま、放置しますと雨水が入り、柱や壁が傷んでしまいます。

高い場所などは足場がないとできませんので、外壁塗装の際に必ずこのコーキング作業を行ってください。
この作業の単価は㎡(平米)ではなくm(メートル)単位となります。

費用はつなぎ目の多さで変わりますが、30坪で12万~18万をお考え下さい。

また、窓やドアなどの部分は「増し打ち作業」と言って、古いコーキングを取らずに、接着剤を塗って、コーキングをその上から重ねて塗る作業となります。
コーキング工事をこちらで詳しくご紹介していますので、併せてご確認ください。

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注意点 その8 付帯工事(雨戸や雨戸、外壁補修工事など)の工事内容と価格の確認

傷んだ軒天

付帯工事(雨戸や雨戸、外壁補修工事など) 雨どいm600円前後。軒天・破風板㎡1800前後外壁や屋根の塗装以外の工事ついて簡単にご説明いたします。

当社では、外壁塗装時に破風板、軒天、雨どいも項目に入れてお客様に提出いたします。
まずは、もらった見積もりに外壁や屋根以外の塗装項目が入っているか確認してください。

ここで注意してもらいたいのですが、雨どいや軒天・破風板塗装が一式になっていないかという事です。

 

30坪の建物で、雨どい縦横あわせて80m~100m。軒天は約30~50㎡、破風板は20㎡~30㎡だとい思われます。

一式20万とかですと、ちょっと高額のような感じです。

また、外壁のヒビ補修などもmで1500円前後ですので、補修工事がある場合は必ず作業方法と作業面積を業者に聞いてください。

注意点 その9 ベランダ等の防水作業の種類と価格の違い

防水保護塗装

ベランダ等の防水作業 防水保護塗装 ㎡単価2000円~3000円ベランダや庇などの平らな部分の防水作業です。

塗膜防水工事と言われる場合が多いです。

ベランダは通常、FRPやウレタン、シートなどで雨水が入らないような構造になっています。
そのFRPなどを保護するための塗装作業です。

あくまでも防水構造の表面を保護する作業ですので、ひび割れ、膨れ、亀裂、はがれなどがあった場合は、塗装作業では、解決できません。
雨漏れなどがあった場合は、しっかり防水工事を行った方がいいと思います。

こちらで防水工事例をご紹介いたしますので、併せてご確認ください。

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代表 袖野
ここまで、いかがだったでしょうか? なんとなく外壁塗装工事の進み方と工事費用相場はご理解頂いたでしょうか?

これからご紹介する記事は、見積書で確認して頂きたい注意点についてです。
作業工程や単価だけで、見積書を比べても外壁塗装は成功しません。

 

単価や金額とは別に、いい見積もりなのか。悪い見積もりなのか。損する見積もりか。得する見積もりかをお教えします。

ステップその② 外壁塗装見積の内訳を知る絶対確認したい、12項目の自己防衛チエック

ステップその②では、もらった見積の項目を金額や価格(単価)以外で押さえておきたい事についてご説明します。

工事や作業内容、単価、価格はステップ①でご理解いただけたと思います。

しかし、あなたが頂いたあなたが数社から集めた外壁塗装の見積もりが、すべて同じような金額だったら・・・どうしますか?

価格や工事内容は同じ・・・どこも一緒だと思いますか?

一見価格は同じに見えても、依頼してみると全然違う事がよくあります。

そこでここからは、頂いた見積もりを価格、工事内容だけでの判断ではなく、本当に満足のいく、外壁塗装工事を行う上で大切な判断基準を、現場経験30年のソデノがお伝えいたします。

代表 袖野
外壁塗装の見積もりで見積もり金額も大切ですが、金額と工事内容が一致していなかったり、見積もりのあいまいな表記で満足のいく外壁塗装ができないと非常に困ります。

また、業者との話の際に、相手の説明をよく理解できまので、話のかけ違いも未然に防ぐ事や業者の受け答えが正しいのかの判断基準となります。

チックポイント その1 使用する塗料のメーカーや製品名は記載されていないと見積もりの比較ができない理由

塗料にも車と同じ様に、グレードがあります。
同じグレードでお見積りを比較しないと、結局、あなたが損をしてしまいます。

なぜ、見積もりに塗料の製品が記載されていないとダメなのかをご説明いたします。

塗料

塗料にはいろいろな種類がメーカーから発売されています。

セラミック塗料と言っても、水性もあれば油性もある。
1液タイプもあれば2液もある。
各メーカーによって、塗料の品質が違っています。

どの会社が作った、なんという塗料か?がしっかり見積もりに記載されていないといけません。

塗料について詳しくご説明していますので、こちらもぜひ、ご参考にしてください。

代表 袖野
私の経験から言わせて頂くと、やはり日本ペイントか関西ペイントがいいと感じています。また、自社のオリジナル塗料を進める業者もいますが、私はおススメできません。やはり、塗料は1流メーカーが作った物を使って外壁塗装をしてください。

チェックポイント その2 外壁・屋根塗装は3回塗が基本です。見積もりに記載されていますか?

塗装作業

外壁塗装も屋根塗装も基本的に、下塗り、中塗り、仕上塗りの合計3回が塗装の基本工程です。

見積もりに3回塗りと記載されていれば、安心ですが、塗装回数が記載されていない場合は必ず「外壁は何回塗るのですか?」と業者に質問してください。

決して、あなたが、業者に「3回塗りですよね」なんて、答えを先に言わないようにしてください。
業者に何回塗るのかを答えさせてください。

リシンなどのうすい外壁には時々4工程、下地を2回、仕上げを2回塗装する場合もあります。
特に中塗り(仕上げ)塗装だけで終わらせる手抜きが多いと思いますので、ご注意下さい。

チエックポイント その3 塗装の下地処理は何を使うかで価格が大幅に変わります。

塗料

これは塗料と同じです。必ずメーカー名と商品名の確認をしましょう。

例えば、日本ペイントエポサーフとカチオンシラーですと、価格で1缶4000円ぐらい違って、塗れる㎡面積は半分しかできないなんて下塗り材があります。

下塗りやシーラーは外壁の状況に合わせて、変更しますので、確認してください。
見積もりでは高額な下塗り材だったのに、実際の工事では違っていたら困ります。
ご注意ください。

例えば・・・あなたが「家の外壁のヒビ割れ」で悩んでいた場合、ひび割れに強い下塗り材を使わないと、せっかくきれいに外壁を塗り直しても、またひび割れに悩まされてしまいます。

その家、その家の状況にあった塗料や下塗り材を使わないと外壁は長持ちしません。
価格も大切ですが、どの様な塗料を使うのかという事も非常に大切だと私は思います。

チエックポイント その4 ケレン作業や鉄部、木部の補修方法を業者に聞いてみてください。

外壁木部の傷み

ケレン作業は写真のように、塗装が剥げている場合にヤスリなどでキレイに取り除く作業です。

特に木の部分と金属部分に多く見られます。
塗装とは別に作業がかかりますので、別途費用が掛かる事があります。

またクラック(ひび割れ)などがある場合も同じです。
しかし、ケレンしても塗装の段差は解消できないのが現実ですし、木部はどうしても塗装の耐久が壁に比べて早いです。

どこをどの様にケレンするのか確認してください。

また、鉄部(ベランダ・手すり・柱・階段)木部(面格子・フェンス・濡れ縁)も、塗装する箇所や方法を確認してください。

塗装専門店さんは「いい塗料で解決」すると言いますが・・・私は無理だと思います。

あまりひどい部分はやはり、構造的な補修が必要です。
こちらの記事も併せてお読みください。

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チエックポイント その5 もたっら見積もりに、あなたが解らない項目や費用はありませんでしたか?

見積書

見積書に作業項目以外でなにか不明な金額は入っていませんか?

現場諸経費って項目があります。私は嫌いな項目ですが、大手リフォーム会社などは、この項目に金額を入れています。
また、現場管理費などの項目もあります。

大手なら経費も掛かりますので仕方ないと私は思いますが、工事費用の5%を超える金額ですと、高すぎると思います。

また、産業廃棄費用・ゴミ処分などもあるかもしれませんが、外壁塗装の場合は、それほど工事中にごみは出ません。
1万~3万が標準的な価格です。

また、特殊な色の塗料の場合は、1缶2000円~1万円ほど費用が掛かる場合があります。

特に「赤系」マゼンダ系は高くなりますので、ご注意ください。
ご不明な項目があった場合は必ず、業者に確認してみましょう。

チエックポイント その6 一式と言う言葉が多く使われていないですか?

見積もり

外壁塗装・屋根塗装のお見積りで、工程ごと細かく面積㎡や数量などで、単位が記載されていますか?一式って言葉が多くないですが?
例えば

  • 外壁塗装工事・・・一式。
  • 足場工事・・・一式。
  • 鉄部塗装・・・一式。

外壁塗装工事だけでなく、建築工事の見積書にも「一式」という単位を見かけます。
私も使います。

「一式」というのは「関連するものすべて」といった意味で、詳細をすべて書くとかえってお客様が混乱したり、階段の様に、工事面積と単価が折り合わないような工種の見積もり単位に「一式」と使う場合が多いと思います。

「見積書に一式という単位があった場合は注意しましょう」といったことがよく言われることから、ひとつでも「一式」という表現を見つけてしまうと不安に感じるお客様さんもいるかもしれないですが、優良な業者の見積書でも「一式」という単位は使いますので、「一式」という表現に、そこまで用心しなくてもいいかとも思いますが・・・

見積もりの項目に多数の「一式」が使われていたら注意しましょう。

外壁や屋根は図面や実際の採寸で面積が算出されますので、一式の単価記載は疑問に思っていいです。
このように、面積や数量が図れる作業に一式を使う業者には説明をして頂きましょう。

代表 袖野
なぜ、一式って表現が悪いのか?・・・

私、ソデノの持論ですが、「1件1件違う家、状況も違えば、壁の傷み具合も違うのに、毎回毎回同じ工法で同じ材料を使う職人が多い」また、営業主体の会社は「積算するのが面倒」「下請けに家の建坪外注費用を決めるのでトータルの金額で損をしなければいい」など、

お客様が損をしてしまう可能性が大いにあります。

 

そして、項目が一式ですと、お客さんは塗装して欲しかった場所も、「見積もりには入っていません」と言われてしまえばそれ以上は言えませんし、追加請求となってしまいます。

 

一式の項目に対しては、どこまで作業するのかという事をを必ず確認してください。

チエックポイント その7 塗装しない、塗装できない場所を確認しよう。

外壁塗装

家の塗り替えで、どうしても塗装に向いていない部分や塗装しない部分があります。

まず、塗装しない部分。窓枠(アルミサッシ)は塗装しません。
また、その他アルミ製の部材(ベランダ本体・手すり・笠木)玄関ドア・勝手口。雨どいの受け金具などは塗装しません。

同じ金属でも鉄部分は塗装できますので、ご注意ください。

アルミ部分も特殊な下塗り材を使うと塗装できる事もありますが、どうしても耐久年数が少ないので当社では、通常の外壁塗装時には行いません。

上記の項目とベランダ床を除けば、その他家の外部はほとんど塗装できます。

エアコンホースカバー、水切り金具、霧隠し、庇など、塗装できますので、どこを塗装するのか確認してください。
そして、実際の家で塗装箇所の説明を受けてください。

例えば・・・

  • 霧隠って部分解りますか?
  • 破風板ってわかりますか?
  • 棟ってわかりますか?

専門用語で説明する場合が多いので、ご自宅の外で業者から説明を受けた方が解りやすいですよ。

チエックポイント その8 保障内容を確認しましょう。

保証書(防水)

見積書に工事完了後に保証書の提出があれば安心ですね。
ただ見積もりに、保証書を付けますって明記している場合は少ないと思います。

保証に関する記載は契約時や業者からの打ち合わせ中に説明があると思います。

保証書をつけるれば、すべて安心ではありません。
工事後に何か問題が起きた場合に、誠実に敏速に対処してくれるかどうかが重要です。

また、すぐに潰れてなくなりそうな会社でも困りますし、遠方の業者で対応が遅くても困りますよね。

一般的な塗装工事の外壁塗装の保証期間はおおむね10年~5年。屋根は5年~3年(スレート屋根)木部や鉄部などの保証、また基礎や土間などのモルタル化粧仕上げなどは1年か2年です。
塗装の保証に関しては、家の塗装箇所によって変わってきますのでご注意ください。

中には15年~20年などの、塗装の保証としては長い保証を設定している業者もいますが、塗料メーカー(ニッペ・関ペ)でも10年保障が最大ですので、あまり長い保障がある会社にはどのような保障なのかお確かめください。

 

塗装は、塗装下地であるサイディングやラスモルタル、また木や鉄といった物に塗装しますので、塗装の下部分がが動くと塗膜には亀裂が入ります。
外壁塗装の保障は「塗膜保障」といいまして、あくまでも塗装した数ミリの塗装の膜(塗膜)の保障です。

ですので、雨水が塗膜以外から入った場合、外壁が割れた場合など塗装と関係ない事で塗装が傷んだ場合は保障の対象にはならない場合が多いです。

 

未然にこのような状況にならない為にも、しっかり現状の外壁や屋根を診断して工事してもらう。
雨水等が侵入していないか?水切り金具はしっかり働いているかなど、専門家に判断してもらいましょう。

チエックポイント その9 大幅な値引きはないか?

 

悪徳営業

訪問販売の業者には特に注意しましょう。

「今日契約して頂ければ、50万値引きします」とか「モニター価格で50万値引きします」とか「会社の締め日でどうしても契約してほしいので値引きします」。

結論から言えば、初めから値引きする事は決まっています。

急がせるので、お客様に考える時間を与えないで、契約する作戦です。

当社のHPをご覧の方には説明は必要ないと思いますが、工事表の全体価格の30%以上値引きするなんて常識から外れています。

 

こちらの記事で外壁塗装の訪問販売手口をご紹介しています。併せてお読みください。

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チエックポイント その10 追加請求はあるのか?ないのか?

見積りの際にはお得な金額を記載しておき、工事が始まってしまうと、別途工事を追加することで、請求額を積み上げるような、悪質な業者もも存在します。

また、大手でもオプション・オプションなど多く、追加請求されるケースも耳にします。
実際に工事してみないと分からない事もありますが、工事が始まり、お客様は後戻りできない状況での追加工事は非常に困ります。

代表 袖野
ソデノからのワンポイントアドバイスです。

 

当社は追加請求のない会社です。お客様からのご要望での追加工事はありますが、私どもの都合での追加請求は一切ありません。

 

追加請求を未然に防ぐ方法は、業者に追加請求になる可能性があるかどうか?確かめる事です。

 

ここで、明確に答えられる業者はしっかりしています。
あいまいな答えは追加請求の可能性
があります。

 

しっかり追加工事があるのか?ないのか?見積書や契約書で書面で残しましょう。

追加での工事が発生した際には、見積額の範囲で対応できるものなのかを確認しましょう。
見積り外の場合には、改めて見積りを依頼することで、想定外の請求を防ぐことができます。

チエックポイント その11 外壁塗装工事費用の支払い手順

ここでは、一般的な業者への支払い方法をお知らせします。

◎工事完了後の一括払い

◎契約時か着工時に一部を、完工時に残金を支払う

これが基本です。

ただ、外壁と同時に多数の工事を行う場合など、工事の進行状況に応じて、中間金を払う場合もありますので、必ず業者に確認してください。

 

そして、1番注意してもらいたいのが、手付金です。
工事前に全額支払いを指定された場合。

「金額を支払った後、連絡がつかなくなった」といったトラブルが時々あります。

なるべく工事完了時に全額支払いが私はいいと思います。

チエックポイント その12 クーリングオフについて

クーリングオフ

訪問販売や電話勧誘販売などで契約した場合、契約終結日を含め8日以内であれば契約の取り消し・解除ができるそうです。

契約について、不安をかんいたらすぐに、国民生活センター(http://www.kokusen.go.jp/ncac_index.html)にご相談ください。

 

同じことを言いますが、訪問販売で外壁塗装をお願いするのは絶対やめましょう。

また、ご家族でよく、話し合ってから契約しましょう。
時間をかけて必ず検討しましょう。

 損をしない為の外壁塗装見積もりの見方 まとめ

外壁塗装工事の見積もりの見方、いかがだったでしょうか?あなたがやるべき事は、もらった外壁塗装の見積もりをステップ①とステップ②で比較検討してください。

2つのスッテプを整理すると・・・ステップ①では、外壁塗装見積もり項目(作業内容)と平均的な作業にかかる費用をお知らせいたしました。
ステップ②では、見積もり項目や価格以外で外壁塗装工事の見積もりを比べる事ができる項目をお知らせ致しました。

今一度、ここでおさらいいたします。

ステップ① 外壁塗装工事に絶対必要な作業項目とその作業価格

  1. 仮設足場、
  2. メッシュシート、
  3. 高圧洗浄作業、
  4. 養生作業、
  5. 壁塗装作業、
  6. 屋根塗装作業、
  7. コーキング作業、
  8. ベランダ床塗装、
  9. その他付帯作業の工事内容と費用(単価)

ご理解いただけましたでしょうか。

その家その家によって価格(単価)は状態で変わる場合もあります。

また、作業変更もあるかもしれませんが、ここでお知らせしている、工事内容や価格が大幅に変わるような事は私はないと思いますので、ぜひ、お見積りの精査にお使いください。

 

ステップ② 外壁塗装見積の内訳を知る、絶対確認したい、12項目の自己防衛チエック

  1. お見積りに使用する塗料のメーカーや製品名は記載されていますか?
  2. 屋根や壁塗装が3工程(3回塗り)と記載されていますか?
  3. 塗装の下塗り材の製品名は記載されていますか?
  4. ケレン、木部や鉄部の塗装方法を確認してください。
  5. お見積りにあなたが解らない項目はありませんでしたか?
  6. 外壁塗装の見積もりに一式って単位が多くなかったですか?
  7. 外壁塗装で塗装しない箇所を確認してください。
  8. 保障はいかがでしたか?
  9. 大幅な値引きはありませんでしたか?
  10. 追加請求は確認しましたか?
  11. 外壁塗装工事の費用の支払い方法は大丈夫ですか?
  12. クーリングオフを確認してください。

外壁塗装の見積もりについて私なりに説明いたしましたが、わからない事、疑問などありますでしょうか。

外壁塗装の費用相場や工事内容などさまざまな角度でチェックしていくのが外壁塗装成功の秘訣です。
ぜひご紹介した記事をご参考にして、より正確な費用相場、正しい工事方法をお調べして、実践してください。

費用相場を正しく認識する事は、外壁塗装の計画を立てるうえで参考になるだけでなく、悪徳業者に業者に騙されなく、良心的な業者に適正価格で塗装工事をしてもらう為に極めて重要だと私は感じています。

私、ソデノが1番言いたい・・・外壁塗装工事見積もりの話

お見積りには職人の意気込みや技術は記載する事ができませんいくら100点の外壁塗装の見積もりでも、その見積もりを現場で、あなたの家で再現しないと、満足のいく外壁塗装工事にはなりません。

どんな職人が来るのか? 感じのいい職人なのか? 話しずらい職人なのか?いろいろな職人がいます。
外壁塗装は安い買い物ではありません。いい腕の職人が心込めて仕事をしないといけないと私は常に思っています。

ソデノ建装は高橋、高木を中心に年間24棟しか外壁塗装ができない小さな会社です。

しかし、現場の熱い気持ち。お客様の要望に応える責任。
そして、職人としての誇りは他社には負けない物をもっています。
ぜひ、あなたの厳しい目でご判断ください。

ソデノ建装 代表 袖野義人

この記事を読んでもまだ、見積もり比較が不安の方へ

ソデノ。お客様と

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八王子市めじろ台で創業22年。
八王子市・日野市・相模原市(一部)・町田市(一部)・あきる野市で、延べ1,200件のリフォーム実績があります。

 

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