庭を駐車場にリフォームしたい方へ。工事事例と費用を解説。

「駐車場をお庭に作りたい」「1台しか駐車を2台にしたい」など、駐車スペースについて悩んでいるあなたへ。この記事を読むことで、駐車場リフォームのコツ、適切な費用の把握、信頼できる業者の選び方、そして施工方法についての理解が深まります。初心者でも分かりやすく解説しているので、迷わず最後までお付き合いください！ 

 この記事を読むメリットは、駐車場リフォーム関する知識が総合的に身につくこと。適切なリフォーム方法を選ぶことで、無駄なく駐車場リフォームが実現でき、あなたの駐車場のお悩みも解決します。また、駐車場リフォーム工事を行う際にお客様が不安に思っていた事と解決策もお知らせしています。

記事を読み終えたあなたは、駐車場リフォームの流れや選択肢を理解し、自分に適したリフォームプランを立てることができるようになるでしょう。また、業者選びの際に役立つ情報も得られるため、安心して駐車場リフォームを進められます。この記事をじっくり読むことで、駐車場リフォームのの成功への道が開けます。それでは、さっそく詳しく見ていきましょう！ 

日野市での駐車場リフォーム工事事例のご紹介。費用は150万円（税込み）

お孫さんが遊びに来る時に駐車スペースが足りないとの事で、お庭を駐車場にリフォーム工事しました。駐車所を作る場所が接続する道路よりお庭の高さがあった為にお庭の掘削作業量が多いので高額な費用となってしまいました。この記事の最後に工事費用と工事日数をお知らせします。

お庭を駐車場にする工事の進み方をご紹介します。

今回のお庭を駐車場にするリフォーム工事の進み方を簡単にご説明します。工事の流れは業者や天候によって変わってくることもありますが、ここではお庭を駐車場にする基本的な工事の進み方と注意点をお知らせします。

1. 植木などの撤去作業
2. 地盤面の掘削作業
3. 土留めブロック作業
4. 土間コンクリート作業

①植木や庭石などお庭の工事をする際の下準備作業

どんな工事でも工事を始め下準備は下準備」は必ずあります。今回の工事はお庭の地盤面を掘削して駐車場を作りますので、初めに掘削作業ができる用にお庭の状態を変えます。

工事前のお写真ですが、植木や庭石などありますのですべて撤去する作業から開始します。

植木や庭石がなくなりました。植木の根っ子は地盤面を掘削する時に処分します。

注意点。お庭の工事は大きな音が出る事。土ほこりなど出ますので近隣の方へ工事のご挨拶は必ず業者へ行ってもらいましょう。できれば工事を予定しているあなたもご近所の皆さんに一言お知らすることをお勧めします。また、ほこりなど近隣へ迷惑がかかるようでしたら養生作業と言ってビニールやシートなどでほこりが飛ばないことも重要です。

②地盤面の掘削作業

重機（ユンボ）で地盤面を掘削して残土を運搬処分します。前面道路と同じ高さにしないと駐車場に車が入りません。ただし、土間コンクリートはコンクリートの厚さ10センチ、コンクリートの下に砕石と言って硬い砂利を5センチ入れますので、道路より約15センチ深く掘り下げます。

注意点。地面の下には何があるのかわかりません。水道管。下水配管。雨どいの浸透桝。ガス管などなど多数埋まっていることがあります。新築時の図面と配管の位置が違っていることもありますので十分ご注意ください。

土留めブロック作業

地面の掘削作業が完了しましたので、掘削した部分の土がこぼれないようにブロックで土留めを行います。

黒く壁のように見えている部分をブロックで覆います。

ここで使用するコンクリートブロックの大きさは横40センチ高さ20センチ、幅10センチです。コンクリートブロックは幅がいくつか大きさがあります。10センチ、12センチ、15センチなどサイズがあります。使う用途によって幅を変えます。今回は10センチのコンクリートブロックで土留めを行います。

注意点・コンクリートブロック工事は地震や大雨で崩れてしまうと大変ですので、必ずブロック基礎工事を行ってください。また鉄筋も必ず入れてください。鉄筋の入らいないブロックはすぐに崩れます。多くの地域でコンクリートブロックを1.2ｍ以上高くすることは法律で禁止されていることもありますので、業者や役所の建築指導課へご確認ください。

土間コンクリート作業

お庭を駐車場にリフォームする最後の工程です。この現場では、地中に落とすことができるポールを立てました。生コンの厚さ約10センチでコンクリートを流していきます。この最後の作業は職人の腕の見せ所だと思います。きれいに仕上がるかの瞬間です。

注意点・生コン作業は天候によって品質管理と仕上がりの美観が難しい作業です。生コンの品質は生コン業者によって違いがあります。生コンの配合が違うこともあります。また天候で、非常に暑い日は硬貨が早くて困ります。また寒い日は生コンが凍結することもあり、天候で日程を変更することもあります。多少工事期間が延びても、専門家の意見をお聞きになって生コンの作業は行った方がいいと思います。

完成　作業は約12日間。費用は150万円

まだ、土間コンクリートが乾燥していませんが、ここで作業は完了です。生コンは夏場で3日から4日。冬場で4日から5日で乾燥します。

注意点・完全に土間コンクリートが乾燥するまで駐車はやめましょう。コンクリート作業が日中に完了すれば夜間に雨が降っても大丈夫です。

工事期間は約12日間の作業でした。費用はこみこみ150万円です。

お客様が工事前にお悩みなっていた課題と解決策

お悩み・その１　費用が心配だった。

道路面より60センチお庭が高いかったので、通常の駐車場リフォームより高額となってしましましたが、詳しい工事明細を見て頂いた事でお客様に安心していただきました。

お悩み・その２　追加費用が心配だった。

地中の中は工事が始まらないと解らないことが多いので正確な判断は正直できません。しかし、予想される地中の埋設物をご説明して、追加工事になる場合のケースを丁寧にご説明いたしました。

お悩み・その３　仕上がりが心配だった。

パース図や図面でも解らない箇所は多数ありますので、実際に工事を進めながら、工事を止めともお客様に確認していただく事を行いました。作り始めて現場を見てイメージしていただく事で工事後の仕上がりに満足いく工事になると思っています。

今回のお庭に駐車場を作るリフォーム工事はいかがだったでしょうか？駐車スペースを広げたい。1台駐車から2台にしたいとお思いの方はぜひこの記事を参考にしていただきたいと思っています。

最後まで記事を読んで頂きありがとうございました。