【外壁塗装ご検討の方必見】塗装費用と見積もりの大切な3つの話

外壁塗装をしたいと思った思った時、費用がどのくらいかかるか？心配になりますよね。この記事では建物の大きさ別に外壁塗装費用・屋根塗装費用。その他どの様な費用が掛かるのかをご説明。あなたの外壁塗装に費用がどのくらい必要なのかをご説明いたします。

こんにちは。創業20年のリフォーム会社を経営しています、ソデノです。

外壁塗装をしたいと思った際に、外壁の費用のことが1番心配で不安だと思います。外壁塗装とても費用の掛かるリフォーム工事です。

なので、失敗したくない。後悔したくないと皆さん思っています。また、自分のお家の塗装費用がどのくらいかかるのか、知っておきたいですよね。しかし、外壁塗装や外壁塗替えなんてきっとお考えになった事などないと思います。高いお金を払うに、外壁塗装について何も知らないとなると、外壁塗装の大切さ、必要性を知ることができません。そして、外壁塗装を進めることができなくなり、大切な家をダメにしてしまします。なぜ外壁塗装しなくてはダメなのかは「こちらの記事」もぜひ、ご参考にしてください。

あなたの家を守り、適正な価格で外壁塗装する為には、まず外壁塗装にどのくらいの費用が掛かるのかを知って、外壁塗装についての知識が、全くない状態を解消して、将来の外壁塗装の準備をすのるはいかがでしょうか？

ここでは、外壁の価格や費用の説明として、下記の項目に分けれご説明いたします。

1. 外壁塗装・外壁塗替えの相場を知る
2. 外壁塗装の相場を知る意味
3. 高い見積もり・安い見積もりを考える

【外壁塗装ご検討の方必見】塗装費用と見積もりの大切な3つの話

外壁塗装の相場とは？

簡単に言いますと「平均的な価格」です。あなたのお住まいの地域での外壁塗装工事の価格です。余談ですが、私の住む八王子では、東京23区より外壁塗装工事単価が安いと思います。5％～15％安い場合もあります。この様に、この相場とは地域・職人の数・塗料・期間などが変わりますと、価格にも影響があると思います。

建物大きさ別外壁塗装・外壁塗替え工事の標準的な価格表

では、何を基準にして外壁塗装工事の平均的な価格である、相場とするのでしょうか？　私は、日本の大手塗料メーカーが発行している価格表が一つの目安だと思っています。日本ペイント価格表。しかし、価格表は300㎡以上の場合とか、下地作業含まずとか、足場費用別途など、非常に分かりにくいです。ですので、表にまとめました。ここで紹介する外壁塗装の相場はあくまでも目安としてください。しかし、この相場から3割、4割高額なお見積りを頂いた方は要注意してください。

なぜ、外壁塗装工事の相場を知る意味

車や家電製品、自転車など多くの商品には定価というものがあります。時にはオープン価格など定価がない物もありますが、現在では品番や商品名でスマホやパソコンで検索すれば、販売価格をすぐに調べる事ができます。

では、外壁塗装工事の価格はどうでしょうか？家の大きさや外壁の状態。立地条件などで、価格が変わる場合が多いと思います。あなたの家の外壁塗装工事の費用はネットで検索してもなかなか正しい価格が解りません。しかし、外壁塗装工事にも相場があり、適正な価格が存在しています。

また、工事の作業内容と単価、価格など理解して頂くと、適正な価格で、手抜き工事を見積もりの段階で防ぐ事も出来ます。ですので、相場・適正な価格を知る事は、あなたの外壁塗装工事を成功させる第一歩なのです。あなたの地元で外壁塗装をするならいくらなのか？を知る事はとても重要な事です。

外壁塗装工事を行う為の作業内容と平均価格ここでは、外壁塗装工事と屋根塗装工事の作業内容と平均的な作業単価（費用）をお知らせ致します。塗装付帯工事と塗装工事（塗料のグレード別）に表にまとめました。㎡（平米）とは1ｍ×１ｍの広さですので、１ｍの四角です。坪とは、約3.3㎡　畳2枚分の大きさです。

外壁塗装を行う為の工事と単価です。ここに記載されない作業項目がお見積りにある場合もあります。ここでは、基本的な塗装工事を行う為の作業をご紹介いたします。ですので、ここの作業項目がないお見積りは業者に確認してください。

外壁塗装作業の単価。塗料のグレードによって価格が変わります。

アクリル系塗料、ウレタン系塗料は価格表には掲載いたしませんでした。それは、一昔前の塗料で耐久性が低いからです。ですので、アクリル塗料（耐久約5年）やウレタン塗料（耐久約7年）で安い外壁塗装の見積もりを出す業者には注意しましょう。最低でもシリコン系の塗料を使った見積もりがいいと思います。

外壁塗装付帯工事内容と平均価格

外壁とは壁の事です。家の外は壁以外にいろいろな部位があります。大まかな見積もり（一式）などですと、価格がわかりにくいと思いますので、塗装する箇所で見積もりや相場を確認する事をおススメいたします。換気フード、エアコンカバー、水切りなどはサービスで塗装してくれる場合も多いです。家の部位を知る事で、費用が変わるのか？壁塗装に入っているのか？など、手抜き工事を防止する役割があると思いますので、併せて、ご参考にしてください

外壁塗装・外壁塗替えは家の大きさや、外壁の傷み、塗料で価格が違うとご説明いたしました。簡単に言えば「決まり」がありません。もともと定価がなく、使う塗料や工事方法が業者によって違いがありますので、同じにはなりませんので、ご注意ください。

外壁塗装見積もりが相場より高い・安いの訳

私は、相場よりも安い場合・高い場合どちらも検討する方がいいと思います。それはなぜか、『安い・高い』には訳が必ずあるという事です。

外壁塗装費用が相場よりも安い訳。

• 熟練職人ではなくアルバイトや初心者
• 塗料を規定以上に薄める特に水性塗料
• 作業工程を少なくする。3工程を2工程で終わらせる。
• 下塗りの乾燥時間短縮、これは非常に多いですね。

外壁塗装費用が相場より高い訳。

• 外壁面積をを多くして費用を割り増しする
• 窓など塗装をしない部分を上乗せする
• 高額な見積もりから驚く値引きをする。
• 専門用語を使い、不安をあおり高額で契約させる
• 塗装工事と関係ない費用が多い。派手なネット広告、数多い事務所等

これらのように、悪い外壁塗装業者、または、訪問販売系の業者、派手なネット広告業者は、あの手この手を使って費用のごまかしをしてきます。相場からかけ離れた見積もりをもらわない事が1番ですが、見積依頼する前で優良な外壁塗装業者の候補をしっかりと決めましょう。

また、外壁塗装・外壁塗替え工事は、手抜き工事が一番簡単にできる工事です。工事完了時には2回塗りなのか、3回塗りなのか、正直私にもわかりません。その為、悪い外壁塗装業者に騙されてしまう人が多数います。外壁塗装相場はあくまでも、目安とななたのご予算との比較をする為の物です。相場を知るということは悪い塗装業者かいい業者かを判断出来る事に繋がります。特に、外壁塗装初心者の方は、知識や経験がないので高額での契約、手抜き業者への注文してしまう事もあります。相場はあなたの大切な財産の家を守る事だとご理解頂くといいと私は思います。

まとめ

外壁塗装の適正な価格・相場を知る３つのポイントいかがだったでしょうか？　私ソデノの経験から書かせ頂きました。最後に見積書のポイントを箇条書きにしてみました。

外装塗装工事の見積書で見るべきポイントとは？

1. 工事別で分けて書いてある工程が一つずつ書いてある
2. 数量（工事範囲）が正確に書かれている
3. 単価が書かれている金額が書かれている
4. 使用する塗料名が書かれている
5. 塗料メーカーが書かれている値引きは10万円以内である

あなたの大切なお家の工事であり、金額も大きいものなので、慎重になってください。工事の内容が解らない、数量や工事が一式になっている、単価があいまい、割引額が大きすぎる場合は注意してください。

ソデノが言いたい事

外壁塗装・外壁塗替えは高額なリフォームで失敗したくないと、皆さん思っています。当然、慎重になると思います。心配ごとはいろいろあると思います。費用の事、工事内容の事、保障やアフターサービスの事、他のサイトでも、「書面に書きましょう」「契約書に記載しましょう」とアドバイスしていますし、私も書面にした方がいいと思います。

しかし、しかし・・・本当に大切な事って実は書面に残せません。それは、職人の意気込み、担当の情熱。会社の姿勢。どれも書面には記載できません。

最後は、「この担当に任せた」「この会社を信用しよう」を見極めるのが重要です。

袖野　義人