リフォームの見積り内容に迷った方へ見積りを見ても、高いのか
妥当なのか分からない
- 数社から見積りを取ったが、内訳の項目がバラバラで比べようがない
- 「一式」ばかりで、何にいくらかかっているのか分からない
- 大手は安心そうだが、明らかに高い気がする
- 訪問営業に「今すぐ直さないと危ない」と言われたが、本当なのか判断できない
- 提案された工事の範囲が広く、そこまでやる必要があるのか分からない
- 断りたいが、どう伝えればいいか分からないまま返事を保留している
どれも、よくいただくご相談です。見積書は会社ごとに書き方が違い、同じ工事でも項目名も分け方も揃いません。比べられないのは、お客様の知識が足りないからではありません。比べられるように作られていないからです。
ソデノ建装では、他社の見積書をお持ちいただいて内容を確認するご相談を無料でお受けしています。二級建築士が、書かれている工事が今この家に必要かどうか、抜けている項目はないかを見たうえでご説明します。
他社と比較するために、意見だけ聞いていただいても結構です。
まず、仕組みをご説明します大手リフォーム会社の見積りが
高くなる理由
大手が不当に高いという話ではありません。金額の差には、はっきりした理由があります。仕組みを知っていただいたうえで、どちらが向いているかを選んでいただきたいと考えています。
- 中間マージン大手が受注した工事は、元請から下請、下請から孫請へと流れることがあります。工事をするのは最後の職人ですが、間に入った会社もそれぞれ利益を取ります。同じ工事でも、間に入る会社の数だけ金額が積み上がります。
- 営業担当の人件費訪問して説明する営業担当と、実際に工事をする職人が別の会社に所属している場合、その人件費も工事代金に含まれます。
- 広告費・展示場の維持費テレビCM、チラシ、ショールームや展示場の維持にも費用がかかります。これらも最終的には工事代金に反映されます。
代表が下請けをやめた理由
平成18年(2006年)当時の、大切なお客様との写真。袖野42歳。
ソデノ建装の代表・袖野は、独立する前は下請けとして現場に入っていました。そこで見たのは、お客様がお支払いになった金額のうち、かなりの部分が中間の会社に渡っていくという現実です。現場で手を動かしている自分たちに届くのは、その一部でした。
お客様は「この金額でこの工事をお願いした」と思っておられます。けれど、その金額に見合う手間を現場にかけられないことがある。それが嫌で、下請けの仕事を受けるのをやめました。今のソデノ建装が自社責任施工にこだわり、不動産会社からの下請け仕事をお断りしているのは、このためです。
大手・ハウスメーカーが向いている方
- 会社の規模や知名度による安心感を重視したい
- 自社ショールームで実物を見ながら決めたい
- 長期の保証制度をつけたい
- 建てたハウスメーカーの保証を継続したい
- 金額よりも、窓口の分かりやすさを優先したい
地元の工務店が向いている方
- 中間コストを抑えて、工事そのものに費用をかけたい
- 工事の内容について、直接話せる相手が欲しい
- 何かあったときにすぐ来てもらえる距離感を重視したい
- 必要な工事だけに絞りたい
- 同じ担当者に最後まで見てもらいたい
ご自身でも確認できます見積書で必ず確認したい7つの項目
ご相談いただかなくても、ここだけ見れば内容の丁寧さはかなり分かります。お手元の見積書と見比べてみてください。
- 「一式」がいくつあるか「外壁工事 一式」のように書かれていると、何をどこまでやるのかが分かりません。単価と数量を出してもらうよう依頼して構いません。それに応じてもらえるかどうかも、判断材料になります。
- 単価と数量が書かれているか「外壁塗装 ○○㎡ × 単価○○円」のように、面積と単価が書かれていれば、他社とも比較できます。数量が書かれていない見積書は、あとから「思ったより広かった」と追加になることがあります。
- 諸経費の割合諸経費(現場管理費・運搬費など)は必要な費用です。ただし、その割合が工事金額に対して極端に大きい場合は、内訳を確認しておいたほうが安心です。
- 足場が計上されているか外壁や屋根の工事では足場が必要です。足場代が入っていない見積書は、あとから別途請求になる可能性があります。逆に、屋根と外壁を同時に行うのに足場代が2回計上されていないかも確認してください。
- 養生と廃材処分の有無床や家具を守る養生、解体した古い材料の処分費。どちらも必ず発生する費用です。書かれていなければ、含まれているのか別途なのかを確認してください。
- 追加費用が発生する条件が書かれているか築年数の経った家では、解体してみて初めて分かる傷みがあります。そのときどうするか(必ず事前に説明・相談するのか、そのまま追加請求になるのか)が書かれているかどうかは、大きな差になります。
- 保証の年数と範囲「保証あり」だけでは足りません。何年間か、どこまでが対象か、施工した会社の保証なのかメーカーの保証なのか。この3つを確認してください。
迷いやすいところです相見積りは何社取るべきか。
断り方も含めて
インターネットには「5社・6社は取るべき」という意見もあります。私たちの考えは違い、3社程度で十分だと思っています。理由は2つあります。
1つは、社数を増やすほど比較軸がぶれることです。会社ごとに提案する工事の範囲も、使う材料も違います。3社なら「この会社は屋根も含めている、この会社は外壁だけ」と整理できますが、6社になると比べること自体が負担になり、最後は金額の順に並べるだけになりがちです。それでは、内容ではなく安さで選ぶことになってしまいます。
もう1つは、お客様の時間です。1社あたり現地調査に1時間前後、説明にも時間がかかります。6社呼べば、それだけで何日分かの予定が埋まります。
現地調査にどれだけ時間をかけたかです。
床下や小屋裏まで見た会社と、外から眺めただけの会社では、出てくる見積書の具体性がまったく違います。調査が短い会社の見積りは、たいてい「一式」が多くなります。見なければ数量が出せないからです。何社に頼むかより、この違いを見てください。
お断りするときの伝え方
断る理由を細かく説明する必要はありません。相見積りは、業者側も前提として理解しています。次のような一文で十分です。
| 場面 | お伝えする内容の例 |
|---|---|
| 電話・対面で断る | 「お見積りありがとうございました。検討しました結果、今回は別の会社にお願いすることにいたしました。またご縁がありましたらよろしくお願いします。」 |
| メールで断る | 「先日はお見積りをいただき、ありがとうございました。社内(家族)で検討いたしました結果、誠に恐縮ですが今回は見送らせていただくことにいたしました。ご対応いただきましたこと、御礼申し上げます。」 |
| まだ決めていないとき | 「まだ検討中です。決まりましたらこちらからご連絡しますので、それまでお待ちいただけますでしょうか。」 |
| しつこく連絡が来るとき | 「今回はお断りいたします。今後のご連絡はご遠慮ください。」——ここまではっきりお伝えして構いません。 |
ご相談の流れ無料です。
その場で契約を迫りません
見積書をお預かり
お持ちいただくか、写真を撮ってお送りください。会社名は隠していただいて構いません。
建築士が内容を確認
二級建築士が、工事の範囲・数量・抜けている項目を確認します。
現地を見てご説明
実際の建物を見たうえで、その工事が今必要かどうかをご説明します。
ご希望があれば見積り
当社の見積りが必要な場合のみお出しします。ご希望がなければ出しません。
当社に発注しなくて構いません。
他社と比較するために、私の意見だけを
聞いていただく使い方で結構です。
代表 袖野 義人(二級建築士 第90846号/現場経験30年)
実際にあったご相談です見てもらったことで、
内容が変わった実例
リフォーム訪問営業がたびたび来て、屋根が危ないと言われていました。本当に傷んでいるのか分からず、無料で建築士が屋根と外壁を点検してくれるとの事でお願いしました。屋根はそれほど傷んでいませんでしたが、今後の事を考えて葺き替えと外壁塗装を同時に。足場の費用も1回で済みました。
相模原市 緑区 K様屋根葺き替え・外壁塗装
「今すぐ直さないと危ない」と言われたお宅を点検した結果、屋根はそれほど傷んでいませんでした。急いで工事をする必要はない、とお伝えしています。
そのうえで、外壁の塗装が数年以内に必要になること、屋根と外壁を別々の年にやると足場代が2回かかることをご説明しました。最終的にお客様が「それならまとめてやりたい」と判断されて、今回の工事になっています。順番が逆であれば、私たちからは工事をおすすめしていません。
先にお伝えしておきます見積りを見せていただいても、
こういうことはしません
他社の金額を見て、機械的に下回る見積りを出すこと
金額だけを揃えるやり方はしていません。工事の内容が違えば金額が違うのは当然で、そこを無視して数字だけ下げると、削られるのは工事の中身です。
必要な工事を「不要」と言って安く見せること
必要な工事は必要とお伝えします。他社の見積りに入っている工事が妥当であれば、そのまま「これは必要です」と申し上げます。
他社を根拠なく悪く言うこと
会社ごとに考え方も体制も違います。当社と方針が違うだけで、その会社が間違っているわけではありません。判断材料をお渡しするのが私たちの役目です。
ご相談のあとに営業のご連絡をすること
ご相談いただいたあと、こちらから追いかけてご連絡することはありません。必要になったときに、またお声がけください。
一時しのぎの無責任な工事
雨漏りしているのに「とりあえず表面だけ安く塗ってほしい」といった、家の寿命を縮める工事はお受けしていません。
金額だけでの比較
他社さんとの比較は歓迎です。ただ、工事の内容が違えば金額が違うのは当然で、金額だけを揃えてほしいというご要望にはお応えできません。何が含まれていて何が含まれていないのか、比較しやすい形でご説明します。
八王子市・日野市・多摩市・相模原市の
戸建てリフォームを承っています
町田市・あきる野市の一部にも対応しています。地元・八王子で27年、この地域の住宅事情を知ったうえでご提案します。
※ 戸建て住宅向けのサービスです。マンション・集合住宅のリフォームは、既存のお客様以外は現在お受けしておりません。
よくいただくご質問よくあるご質問
大手リフォーム会社の見積りが高いのはなぜですか?
元請から下請、下請から孫請へと工事が流れる際の中間マージン、営業担当の人件費、広告費や展示場の維持費が工事代金に含まれるためです。ただし、大手には長期の保証制度、ショールームで実物を確認できること、担当者が変わっても組織として引き継がれることなど、地元の工務店にはない利点もあります。金額だけでなく、何を重視するかで選んでいただくのがよいと考えています。
他社の見積り内容を見てもらうことはできますか?
できます。二級建築士が内容を確認し、その工事が今この家に必要かどうか、抜けている項目がないかをご説明します。費用はいただきません。見積書はお持ちいただいても、写真を撮ってお送りいただいても構いません。会社名は隠していただいて結構です。
見てもらったら、必ず御社に発注しないといけませんか?
その必要はありません。他社と比較するために意見だけを聞いていただく使い方で構いません。ご相談のあとに、こちらから営業のご連絡をすることもありません。
リフォームの相見積りは何社取るのがよいですか?
3社程度で十分だと考えています。社数を増やすほど工事の範囲や材料の違いが多くなり、比較軸がぶれて、最後は金額の順に並べるだけになりがちだからです。それよりも、現地調査にどれだけ時間をかけたかを見てください。床下や小屋裏まで確認した会社の見積りは、数量や単価が具体的に書かれています。
見積書の「一式」とは何ですか?
工事の内訳が示されていない状態を指します。「外壁工事 一式」とだけ書かれていると、どこまでの範囲を、どれだけの数量で行うのかが分かりません。単価と数量を記載してもらうよう依頼して構いませんし、それに応じてもらえるかどうかも判断材料になります。
見積りを断りたいのですが、どう伝えればよいですか?
理由を細かく説明する必要はありません。「検討しました結果、今回は別の会社にお願いすることにいたしました」の一文で十分です。メールでも構いません。金額を伝える義務もなく、値引き交渉の材料に使われることもあるため、お伝えにならないほうが無難です。連絡が続く場合は「今後のご連絡はご遠慮ください」とはっきりお伝えして構いません。
訪問営業に「今すぐ直さないと危ない」と言われました。本当ですか?
本当に急ぐケースもありますが、そうでないことも少なくありません。雨漏りが起きている、屋根材がずれて落ちる恐れがある、といった場合は急ぐべきです。一方、色あせや軽いひび割れであれば、すぐに工事をしなければ危ないという状態ではありません。無料で点検し、どちらなのかをご説明します。
見積りより金額が高くなることはありますか?
現地調査のうえでお見積りしていますので、原則として変わりません。ただし、築年数の経った家では、解体して初めて分かる傷みが出ることがあります。その場合は工事を止めて、状況の写真をお見せしたうえで、どうするかを必ず事前にご相談してから進めます。黙って作業を進めて後から請求する、ということはしません。
私が直接、拝見します見積書を、
そのまま見せてください
会社名は隠していただいて結構です。写真を撮ってお送りいただくだけでも、内容を確認できます。
当社に発注しなくて構いません。
意見だけ聞いていただいて結構です。
代表 袖野(二級建築士・現場経験30年)
