この記事では、外壁塗装工事のタイミングにつてお話します。外壁塗装の時期は春・秋がいいと言われていますが、どの季節にもメリット・デメリットがありますので、それぞれの季節についてご説明。また、外壁工事はお金がかかりますので、あなたのライフサイクルも考慮ましょう。
外壁塗装を行う時期や季節のメリット・デメリット
八王子や町田、相模原を中心に塗装工事やリフォーム工事を行っているソデノ建装のソデノです。今回は外壁塗装工事の1番適した季節のご紹介です。2級建築士の試験には湿度85%以上、気温4度以下では塗装しないような決まりです。
メーカーも同じような説明書が付いています。日本には四季がありますので、いつのタイミングが1番いいのでしょうか?各季節でご説明します。
春の外壁塗装
3月から6月中旬の季節でご説明します。雪はめったに降りませんね。雨もそんなに長く続かないと思います。暑くもなく寒くもなく作業効率はいいと思いますが、スギ花粉の季節です。お住まいの地域によりますが、屋根に大量の黄色いスギ花粉が付着することがあります。濃い色をお選びの場合はスギ花粉が目立つ場合もありますので、業者とご相談してください。
夏の外壁塗装
6月下旬から10月中旬までは暑い季節です。梅雨もこの季節に入ります。梅雨時期はやはり雨が多いです。雨が止んでもすぐに塗装できない場合もあります。それは壁や屋根が濡れて乾かないからです。特に屋根は雨が直接当たりますので、十分乾燥してから塗装してください。壁は屋根ほど雨はあたりませんが、湿度などを気にして塗装した方がいいと思います。
また、炎天下の作業はとても大変です。特に屋根面の温度は60度以上になる場合もあり、塗った塗料が湯気を出すこともあります。本当に暑い日の屋根塗装は午前とか午後に行うほうがいいと思います。
秋の外壁塗装
10月下旬から12月末までの季節です。この季節は時々、長い雨が降りますので、工期が延びる事があります。春と同様に暑くもなく寒くもなく、作業はとても行い安いです。この時期から日没が早くなるので午後4時ごろが作業終了の目安となります。また、屋根塗装は夜露が付きますので、午後3時ぐらいが限界だと思います。
冬の外壁塗装
1月上旬から3月初旬の時期です。寒い季節で霜がおりたり、雪が降るシーズンですが、関東地区では空気が乾燥してとても塗装にはいい気候です。その反面、屋根塗装の場合、北側の霜がなかなか溶けないで困る時があれば、大雪で作業が数日できなくなることもあります。雨は少ない季節なのでいいと思います。
塗装季節のまとめ
季節季節で、塗装に対して良い条件や悪い条件があります。私の感想ですと、どの季節でも知識と経験があれば問題ありませんが、外壁塗装工事は窓をビニールで養生(覆う)しながらの工事ですので、窓が開けられない事があります。真冬でも全ての窓が開かないと・・・息苦しいカンジです(笑)全ての窓を養生しながらの工事は住んでいる方のストレスになります。作業手順をよく聞いて、無理のない外壁塗装を行ってください。ご参考にどうぞ。
あなたのライフサイクルと外壁塗装の関係
外壁塗装は「そろそろ工事をしなければダメだ」と思ってから2年~3年延ばしても問題ありません。外壁塗装が傷んでいても家が倒れるような事はありませんのでご安心ください。新築から10年~15年周期で外壁は塗装をしていきます。そのたびに80万前後の費用が掛かります。なので、車の購入やお子さんの進学などお金がかかる時期と重ならない方がいいです。
私が実際のお客さんからのデーターから外壁塗装するタイミングです。
- 新築から10年~15年
- お子さんが高校入学する前
- お子さんが独立した時
- 家族の構成人数が変わった時
- 定年前の工事
- 家をお子さんに譲る時
まとめ
私の経験ですと、このようなタイミングで工事をなさる方が多いです。あなたにとって1番いいタイミングがいいと私は思います。塗装業者に合わせることなく、ご自分とご家族の都合が1番いい時が最良の時です。
もしも外壁塗装のことでお困りのことやご相談したいことがあれば、いつでもお気軽にご連絡ください。相談・見積・下見・プラン全て