外壁・屋根の塗装をお考えの方が悩むのが、「地元業者と大手業者どっちがいいの?」です。地元業者も大手業者も良いところ悪い所もあります。この記事を最後まで読んでい頂くと、あなたの希望する外壁塗装は大手業者か地元業者がいいのか?の判断出が出来ます。
こんにちは! 八王子市で創業20年のリフォーム会社を経営しています、ソデノです。
外壁塗装が初めての方は、業者を選ぶ時に何を基準にしたらいいのか解らない事が多いです。外壁塗装を失敗させない為には業者選びは非常に重要です。外壁塗装を扱う業者は多数ありますが、この記事でのお話は「大手業者と地元業者の違い」の違いについて詳しくお話します。大手業者と地元業者それぞれの、メリット・デメリットを解説していきますので、最後までお読みください。また、その他に「外壁塗装の業者の選び方」というどの様な会社が外壁塗装を行っているのかを詳しく解説していますので、併せてお読み頂くと知識が深まります。
地元業者と大手業者どちらを選ぶのが良い?
外壁塗装は約10年に1回行う大切な家のメンテナンスです。ですが、屋根・外壁塗装を行う業者は多数あり、あなたがお住いの地域だけでも何十社とある事でしょう。また、地元の業者から、大手ハウスメーカー・大手リフォーム会社など大手業者がも参入しています。あなたが外壁塗装や屋根塗装をお考えで、地元業者・大手業者どちらを選ぶのがいいのか、お悩みでしたらぜひこの記事を参考にしてください。
①地元業者を選ぶメリット・デメリット
地元業者のメリットとは
ずばり、費用を抑えられる。地元の業者を選ぶメリットで1番大手と違うところは、費用を低く出来る事です。地元の小規模な塗装業者は社内で職人を手配して塗装工事を行う事が多いので、余計な経費が発生せず費用を抑える効果が期待できます。大手業者に依頼してしまうと、下請け→孫請け→手間請けと多くの会社が間にはいりますので、中間マージン(取次料金)が発生し、費用が高くなります。あなたの外壁工事とは直接関係ない、無駄な費用はいりません。中間マージンが発生しない地元業者がオススメです。
営業担当と現場が近いので、話の食い違いが少ない
打ち合わせから、見積もり、契約、施工までを一貫して行うのが地元業者です。ですので、打ち合わせで決まった事項がスムーズに引き継がれ、現場と営業での話が違うという事が起こりにくいです。大手業者の場合、下請け業者に塗装依頼するので、大手業者の営業担当に伝えていたことが、下請け業者に伝わっていない。聞いていない事がよくあります。トラブルの原因にもなっています。
近所なので、すぐに来てくれる
地元塗装業者ですと、あなたのお家の距離が近いため、何かあった場合は、来てくれるでしょう。また、地元業者は先ほども言いましたが、一貫して作業を進めますので、連絡をすればすぐに責任者や担当者に連絡が取れます。
近所という事は、すぐに駆けつけてくれるだけでなく、塗装費用にも影響します。当然遠くから来ると交通費と時間がかかるため、その分費用が掛かります。地元業者であれば距離が近いため、ムダな経費が削減できます。
地元業者のデメリットとは
優良業者が探しにくい
地元業者と言っても、色々な業者が存在します。業者の業績なども不明確な会社もあります。どの様に地元業者の情報を集め優良な業者を見つければいいのでしょうか?
地元業者のホームページはあるのか? 住所や代表者の名前などを確認してください。また施工実績が掲載されているでしょうか? その外壁塗装の実績は本当にその会社が行った工事なのか等を見極めてください。実際にその会社に訪問するのが1番いいと思います。
特に注意をしたいのが、飛び込み営業を行う業者です。最近は作業着を着て、屋根が剥がれている。外壁にヒビが入ているなど、職人が親切で教えているような雰囲気で訪問営業してきますので、ご注意ください。
保障
地元の業者は、施工後のアフターケアや保証制度に不安が残ります。保障は防水工事などと違い、塗装メーカーはあなたの家を保障しません。あくまでも工事をした業者があなたの家を保障しますので、倒産や廃業したら保障もなくなります。
②大手業者を選ぶメリット・デメリット
大手業者のメリット
実績が多い。名前を知っているので安心
大手業者は、皆さん会社名も知っています。また、実績も多くとても安心すると思います。大手業者の場合、これまで多くの現場を行ってきた実績がありますので保証も不安な事はありません。クレームやトラブルに対応にも会社が大きいのでしっかり対応してくれます。
大手に外壁をお願いすれば、3年点検。5年点検。10年点検など建物のメンテナンスの情報を長期間保存して管理できるますので安心します。家を建築したハウスメーカーに外壁塗装などお願いすると、そのまま新築の保障を延長する制度などもあります。
現場監督が工事中の管理をするケースが多いので、職人にいい話しにくい事を監督に伝える事ができます。
大手業者のデメリット
恐ろしく料金が高い
地元の業者と比べると料金が高額になります。。大手業者では屋根・外壁塗装は下請け→孫請け→手間請けと仕事が流れていきますんので、どうしても中間マージンがが発生します。また、営業経費、事務経費、宣伝広告費。ショールームなど地元業者では必要としない経費が発生して、あなたの工事費用に加算されます。私の経験ですが、某ハウスメーカーの外壁と屋根塗装で300万円でした。私が見積もりしましたら、120万で収まりました。180万円の差額がありました。あなたならどうしますか?
余分な費用と今一つ、大手にはデメリットがあります。あなたの希望がうまく現場担当まで伝わらなかったり、食い違いも発生しやすいです。営業担当→積算(見積もり)→契約を行担当者と実際の工事を行う業者の会社が異なるため、どうしても話がややこしくなります。
また、大手業者は移動がよくあるため、見積もりから契約、工事終了までに担当が変わるケースもあります。
最後に…
地元業者と大手業者それぞれ、いい所もあれば悪い所もあります。なので、あなたは外壁塗装に何を求めるのか?工事費用が安い方がいいのか? 保障をしっかりしたいのか? 有名な会社で工事したいのか? 小さくてもしっかり工事してもらいたいのか?あなたの希望を明確にすることが大手にするのか?地元業者にするのか?を決める要点です。