
こんにちは。
八王子や町田、相模原を中心に塗装工事やリフォーム工事を行っているソデノ建装のソデノです。
今回はご紹介する工事は、カラーベスト屋根を軽い金属屋根に張り替える工事の紹介です。
実はこのお宅3年前に私が屋根を塗装しました。
その時からかなり状態が悪く、葺き替えがいいですよと、アドバイスしましたが、その時は塗装で収めることになりました。
しかし、残念なことに3年後私の予想は的中しました。
全体的に雨漏れして張替え工事となりました。
屋根の老朽化で雨漏りが気になっている方は、参考にして頂ければと思います。
屋根の塗装3年後に雨漏り
スレート屋根から金属屋根へ葺き替え工事
まず、この工事の費用ですが…。
すべてコミコミ(税別)で70万円でした。工事は約1週間で終わります。
メーカーや大手リフォーム会社は、既存の屋根をはがさない「カバー工法」を進めます。
屋根の処分費や工事費用が安くなるためですが…。
僕はできるだけカバー工法ではなく、屋根は軽く。
そして屋根の下を「目視して判断」する絶好のチャンスで家屋根裏の状態も一目で解るために、できるだけ既存屋根は剥がして工事を行います。
また、カバー工法ですと上張りするために、屋根全体の収まりが悪くなります。
また、下地骨組みに補強用のべニアを打ち付ける事が難しいので、強度の面でも心配が残ります。
やはり、高い場所の屋根ですので、最善の工法がいいと思います。
このように、下地の木材まで腐っていました。
これがあなたのご自宅の屋根だとしたら…ゾッとしませんか。
赤い線は「すみ出し」をした後。
このラインの下にタルキが走っています。
このラインに沿ってべニアを止めていきます。確実な工法です。
今回は12ミリの構造用のべニアを屋根の下地として使用します。
通常の屋根下地は「ラーチ板」を使う方が多いのですが、今回は屋根下地がかなり傷んでいたので、コンパネを使いました。ラーチ板より重いのですが、構造的に強いです。
べニアを赤い線に合わせながら鉄砲という道具で止めます。
高圧のコンプレッサーから空気で釘を打ち込む道具です。
(足に打ったら大変です(笑))
屋根の端、鼻先から工事を進めます。
この屋根の作業は時間との闘い。
屋根をはがしている訳ですので、雨がふったら…屋内は水びたし。
休まずに効率よく作業を進めます。
何とか、下地が完成しました。
下地が完成しましたので、防水シートを張ります。
この防水シートを張ってしまえばとりあえず、雨漏れはおきません。
板金のスペシャル職人。野口さんと作業を行います。
余談ですが…野口さんは最近、お孫さんが生まれました。
(本当にカワイイ女の子。野口さんもメロメロです(笑)))
防水シート作業が終わりました。
屋根の撤去から下地はり。
防水シート作業を1日で行います。
この日は気温も高く、かなりハードな作業工程でした。
翌日、屋根の工事を行いました。
屋根の端からスタートします。同時に雪止めも付けていきます。
屋根材の取付方法はインパクトドライバーを使い、ビスで取り付けします。
一つ一つ手作業ですので少し時間がかかります。
屋根の谷部分は当然、先に工事を進めます。
途中はこんなカンジです。
ガルバ屋根材の厚さは約0.35ミリ。
薄いですが割れる事はありません。軽くて非常にいいです。この屋根材は遮断材です。
工事開始から約3日間で工事は完了しました。
キレイな仕上がりです。
これで雨漏れや台風も安心ですね。
いかがでしたでしょうか。
当社では、この様に屋根の葺き替え工事を行っております。
やはり、長く持ち、より安心して暮らしていただけるのが一番ですね。
もしあなたも雨漏れなどで屋根の葺き替えをお考えでしたら、ぜひ一度当社にもご相談ください。
あなたのご自宅にぴったりなプランをご提案いたします。
