この記事では、あなたが外壁塗装の見積依頼先を選ぶ基準を3つの項目でご説明します。外壁塗装を失敗させない為に重要な業者選びなので、覚えておいてください。
こんにちは、八王子で1998年創業のリフォーム会社を営んでいます、ソデノです。
外壁塗装の業者の選び方ってわからない方が多いと思います。ハウスメーカー系・大手リフォーム業者・工務店・地元業者など様々ありますね。
安心できる外壁塗装の見積依頼先の選ぶ3つのコツと基準
外壁塗装を失敗させない為には業者選びは極めて重要です。
その重要な業者選びの基本となるのが、外壁塗装見積もりを依頼する業者となります。
その業者選びに失敗しない為には大きく分けて3つコツと基準があります。
最後まで読んで頂くと、失敗しない・後悔しない外壁塗装の業者を選ぶことができます。
外壁塗装工事ができる業者は大きく分けて6種あります
外壁塗装ができる業者は大きく6つに分類できます。簡単に表にまとめてみました。
外壁塗装工事の見積もり依頼先 | メリット | デメリット |
大手塗装専門業者 | 工事は早い。価格は安め | 棟数多いので、管理に不安が残る。 |
ハウスメーカー | ネームバリューがあり安心 | 価格が高め |
ペンキ屋(塗装専門店) | 価格が安い傾向 | 手抜き・保障が不安 |
リフォーム業者 | 外壁塗装と同時に補修が可能 | ペンキ屋より高額。 |
ホームセンター | お店があるので安心。 | 職人の技術が不安 |
ネット外壁塗装業者 | 安価。数社からの見積もりが同時にできる。 | 手抜き・職人が大いに不安 |
代表的な①ハウスメーカーと大手塗装業者、②リフォーム業者、③塗装業者(ペンキ屋)の3つをご説明いたします。
ハウスメーカーと大手塗装業者の場合
知名度があり、一般の方は安心すると思います。
また、工事監理、作業コンプライアンスもいいと私は思います。
すこし、融通が利かないのが嫌ですね。
あなたがハウスメーカーや大手塗装業者に塗装をお願いした場合、現場のほとんどが、下請け業者または、その下の孫請け会社などが工事を行います。
(私も若い時は下請けの下請けの下請けをやっていました)
ハウスメーカーから下請けに依頼させていくのですが、会社が多くなればなるほど中間マージン(約10%)が発生します。
ですので…。
- 費用が高くなる
- 下請け側で実行予算が削られて、手抜き工事の原因となる
必ず、このような事が起きるとは言いませんが、私の経験から言えば3社は中間マージンを取る組織が多いです。
会社や組織を維持するのにはしたかないかもしれませんが、あなたが支払った金額の半分が経費で、工事実行金額が半分。
100万払っても、工事は50万です。
いい仕事はなかなかできませんね。
リフォーム業者に塗装を依頼した場合
外壁塗装以外の屋根張替工事、浴室工事、外構工事など、外壁の塗装以外にも直したいところがあれば相談に乗ってくれる、また工事もお願いできる利点があります。
私の会社もリフォーム業者なのでよく、外壁塗装以外の事で相談を受けます。
リフォーム業者に頼むと塗装以外の技術があるため、面倒ではありません。
しかし、リフォーム業者に塗装をお願いするにあたっての注意点もあります。
- リフォームを専門に外壁塗装の専門知識があるのか?
- 塗装を下請け業者にやらせていないか?
元々、塗装店がリフォーム会社になった場合は、塗装以外の仕事依頼は避けましょう。
塗装以外の知識が少ない傾向があります。
では、元々リフォーム会社で塗装を始めた会社は、どうでしょうか?
私の会社は元々リフォームで外壁塗装も始めました。
塗装は建築業界では、美装と言われていて、建物の躯体や強度、防水などには関係ない職種です。
塗装はメーカーのマニュアルを守る事で、ほとんどのトラブルは防げます。
外壁塗装だけでお付き合いするのから、元々ペンキ屋のリフォーム店業者がいいと思いますが、家全体を考えると、建築系のリフォーム会社がいいと思います。
塗装専門業者(ペンキ屋)にお願いした場合
地元密着の外壁塗装専門業者を選んだ場合のメリットをご紹介します。
やはり、塗装の技術や知識は1番あると思います。
また、費用も適正な価格だと思います。
特に3人前後の小さい会社は親方がしっかりしていると安心できます。
デメリットですが、塗装の知識はあるが、建築の知識が少ないので外壁や屋根、付帯が傷んでいても、自分では修理できなので塗装費用は安いが補修金額は高額になるケースが多い。
自分の経験や塗装方法を信じているので、メーカーのマニュアルを軽視する。
あなたの家が築10年の初めての外壁塗装ならペンキ屋でもいいともいますが、屋根や雨どい、外壁などに不安や心配があった場合は私はおススメしません。
外壁塗装業者を選びで大切な2つの事
外壁塗装業者をお選びになるときにお知らせしたい事が2つあります。
①外壁塗装業者には良い業者と悪い業者がいる
悪徳弁護士、悪徳政治家などどんな業界にも悪徳は存在します。
業者を選ぶ基準として、「費用の明朗会計」「費用の透明さ」が大切だと思います。
適正価格が業者は良い業者。
適正価格ではなく高い費用を出してくる業者は悪い業者。
高い費用での見積もりを出す業者がすべて悪いとは思いませんが、なぜ、相場より高いのか?なぜ、別途に費用が発生するのか?を明確に答えてくれる業者はいい業者だと思います。
あなたの家の状況を把握して、工事費用も含んだ最善の工法と工事予算でしたら、費用が相場より高額になっても仕方りません。
ただ、あいまいな工法、高性能な塗料を使い塗装工事費用を上げるなどは、私は納得できません。
きっとあなたもそう思われるのではないかと思います。
②目的別で外壁塗装業者を選ぶ
先ほどもお話しまいたが、築10年、初めての外壁塗装がしたい場合は塗装を得意としている塗装業者に頼んだ方がいいです。
しかし、屋根を張り替えて、外壁塗装もしたいとなると、リフォーム得業者に頼んだ方がいいでしょう。
ペンキ屋には屋根の張替は出来ません。
業者にはそれぞれ得意としている工事があります。
得意としている工事とあなたの目的としている工事と得意業者をあわせてお考え下さい。
工事個所に合わせて業者を選ぶ事も検討しましょう。
良心的な外壁塗装業者に出会う3つの手段
安心できる、外壁塗装業者を選ぶためには、外壁塗装業者の探し方も検討しましょう。
それでは、外壁塗装業者を探す代表的な3つの方法をご紹介いたします
ネットで探す
皆さんやっていると思いますが、インターネットで情報を収集して、どの業者が自分の目的とあっているのか?どんな人がやっているのか?会社の雰囲気はどうか?
実際に会社はあるのか?などなどよく検討してください。
知人やご近所さんに紹介してもらう
近所の知り合い・友達・親戚から紹介してもらいます。
ちょっと前はこの紹介が非常に多かったです。
工事を断りにくい事がありますのでご注意ください。
インターネットの一括見積もりサービスを利用
私はネットの一括サイトはおススメしません。
なぜか? サイトを運営している方は建築素人です。
実際に現場へ行ったことはあっても作業して事もなく、ネットでの集客だけを考えています。
「まさに素人の営業マン」です。
また、このサイトへの登録している業者からは多額の掲載費用や工事が決まれば、サイト運営者に手数料を支払う場合もあります。
時々、私の所へも「新聞社が運営しているサイト掲載しませんか?」との営業が来ますが・・・100万ぐらい費用が掛かります。
私は絶対おススメしません。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。私なりに考えを書かせて頂きました。
外壁塗装業者の選びは難しいと思いますが、大切な事は、「あなたは何を業者に求めるのか?」「業者の何を重要視するのか?」だと思います。
業者の探し方は、ネットが1番いいと思います。
そこで、会社の情熱や職人の意気込み。
明るい元気な会社かなどご判断ください。
深い深い意味があります(笑)
あなたが外壁塗装をお考えでしたら、是非弊社にもご相談ください。
見積・相談無料でご案内いたします。
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今回の記事は「業者別」となっていますが、「大手業者か地元業者か」の違いもこちらの記事で解説していますので、併せて読んで頂くとより理解して頂けると思います。