なぜ、ソデノ建装では外壁塗装に油性を使うのか?
こんにちは。
八王子や町田、相模原を中心に塗装工事やリフォーム工事を行っているソデノ建装のソデノです。
今回ご紹介する施工事例は、外壁塗装工事です。塗料には「油性」と「水性」が存在します。さて、どちらがいいのでしょうか?同じ塗料でも水性と油性の両方がある場合もあります。やはり、水性にも油性にもいい所と、悪い所がありますね。油性と水性どっちがいいの?ってよく私も質問されます。ここでは当社の塗料への考え方を施工事例を交えてご説明します。
この1液ファインシリコンセラUVにも「水性」と「油性」が存在します。私(ソデノ)の経験から言わせていただきますと、油性のほうが弾力があり艶がある。と思っています。ですので、油性を使っていましたが、メーカー営業が環境に優しい水性を使う所が多いです。と、言われました。私はメーカーにこの材料の性能データーを送ってもらい比較検討しました。データー上全く油性も水性も変わりありません。メーカー担当者(本社)に聞いても「ソデノさん、油性も水性も同じですよ」って答えでした。
私は信じる事ができずに、自分で確かめようと思い自宅の同じ壁(東側)を1階を油性。2階を水性で塗装してみました。同じ様な色で塗り分けしたので家内からクレームが付きましたが、実験は進みました。
油性塗料と水性塗料、塗装直後ははっきり言ってそれほど変わりはありませんでした。そして、1年、2年、3年・・・時が過ぎていきました。するとどうでしょう、5年経つと明らかに、油性塗料で塗った壁と水性で塗った壁に違いがでました。ここからお話するのはあくまで、私ソデノの個人的な感想です。
油性は水性に比べ、塗装面に弾力がある。艶がある。水性塗装面は油性に比べて硬い。艶が少ない。この結果で水性が良くないとか、耐久性がない訳ではないと思いますが、外壁塗装は美観も非常に大切だと思います。
あと、一つ大きなポイントがあります。水性塗料は水で薄める事ができる。私が下請けをやっている時、10缶塗料を使う現場で8缶、7缶。下手をすると6缶なんて現場もありました。もう、お解かりですね。要するに、足りない時は水で薄めるのです。『奥様、水道お借りします」って言えばいいのです。油性の場合は薄めるにも「シンナー」が必要ですのでお金が掛かります。適切な工法で工事を進める為にも油性塗料が私は好きです。ただし・・・油性にも悪い所もあります。それは溶剤の臭いです。
実はこの写真のお宅にはアレルギーの娘さんが住んでいました。夏の時期の工事で溶剤の臭いで気分が悪くなりました。臭いは1日~3日で消えてしましますが、作業中は水性より臭いがあります。
外壁を長持ちさせたいなら、迷わず油性を選びましょう。また、最近つや消し色が流行ってきています。油性には完全つや消しはありません。水性には完全つや消しがあります。油性は3分艶が1番艶のない物です。しかし、つやなしは表面が非常にやわらかく、耐久性はあまりよくないと思います。作業中にちょっとした事でも外壁に傷が付きますね。外壁を1日でも長くきれいに維持したいのなら、油性の艶ありを私は強烈におススメいたします。
もしも外壁塗装のことでお困りのことやご相談したいことがあれば、いつでもお気軽にご連絡ください。相談・見積・下見・プラン全て無料です!