こんにちは。
八王子や町田、相模原を中心に塗装工事やリフォーム工事を行っているソデノ建装のソデノです。今回はご紹介する工事は、スレート屋根(カラーベスト屋根)を金属屋根(ガルバ屋根)に張り替える工事の紹介です。屋への葺き替え・張替えをご検討中の方は、ご参考にして頂ければと思います。
屋根の葺き替え・張替えと外壁塗装を同時に行いました昭島市での事例
スレート屋根材はコロニアル屋根材とも言われています。この材料は安価ですが強風や雪、アンテナ工事等で割れてしまう事が多いです。また、耐久年数も20年を超えると屋根塗装も出来ない場合があります。築20年~30年の家で今後20年間安心して暮らすには屋根の葺き替え・張替えをご検討下さい。今回は外壁塗装と同時に行う事で工期や費用を短縮しました。
これから足場を組立ます。
今回は屋根の角度(勾配)が6寸勾配。角度が約30度ですのでクサビ型の足場を組立ました。屋根での作業はかなり高所で危険な作業ですので「単管足場」では強度や足場板が不安です。かなり急勾配です。
当社では大手リフォーム店が進める「屋根のカバー工法リフォーム」は行いません。
カバー工法とは既存のカラーベスト屋根を剥がさずに新しく屋根を乗せる方法です。古い屋根を剥がさないので撤去費用・屋根の処分費用は安くなります。しかし、屋根は重くなり、屋根下地(タルキ)に耐震ベニアを確実に止めることが困難で、仕上がりも屋根が浮いた様になり雨水対策にも不安が残る為に当社ではカバー工法を行っていません。1枚1枚手作業で屋根材を剥がして行きます。
なお、皆さんが気になる費用ですが、大手のカバー工法工事と当社の剥がし工法では正直価格は変わらないと思います。
なぜなら大手より20%~30%は当社が安価だからです。
高所での作業ですので役割分担を決めて作業します。もちろん「安全帯と命綱」は必ずつけての作業です。
古い屋根材が剥がし終わりますと下地ベニア工事を行います。ここが重要な作業です。屋根は建物構造上重要な構造箇所ですので、耐震ベニアで増し張りすると地震に強くなります。もちろん金属屋根への張替えですので、屋根材も軽くなり「耐震性能は確実に上がります」
しかし、構造用ベニアを屋根のタルキ(下地)に確実に付けないと意味がありません。既存ベニアの端を見つけ、スケールで確認して線を引きます。
この作業がカバー工法の場合、わかりにくい作業となってしまい、タルキに確実にベニアを止めることが出来ません。約45センチでマークを付けていきます。
当社は強度にこだわった工事をします
さてここからもこだわりの作業の紹介です。当社規定では屋根には12ミリの構造用ラーチベニアを貼ります。また釘では固定しないですべて、ビスで固定します。なぜ、釘ではなくビスなのか?答えは簡単です。釘よりビスのほうが断然引き抜けないからです。4ミリビスで約400キロの強度があるようです。
この様にベニアを下地に合わせて確実にビスで固定していきます。
ベニア作業が終わりましたので、防水シート(ルーフィング)を貼ります。下から貼っていき重ねて上に上がっていきます。意外に重たい材料です。
防水シートの作業が終わり、金属屋根材の準備に入ります。
金属屋根もビス固定ですので、ベニア作業と同じようにマークをして行きます。
屋根の上で加工しながらの作業です。かなり力が必要ですね。
雪止めも同時に付けていきます。
金属屋根の場合、雪止めを後付けすることが多分出来ないと思いますので、出来れば雪止めは付けた方がいいと思います。
屋根も下から順番にはっていきます。
屋根の色もいろいろありますが、やはり黒系が1番人気です。
2階が熱い場合はシルバー色をおススメします。
熱を反射するのでかなり効果があるようです。
1番長い材料で10尺(約3m)です。
屋根の棟部分には防水テープを貼ってから棟を取り付ける材料を付けます。
当社規定で棟の下地には木製を使わないでアルミ入り樹脂を使います。
これで腐って棟が落ちる心配はありません。
ここでもビスを使って棟を固定します。
完成です。
余談ですが、塗装作業と屋根作業を同時に進行しています。他業者ですとなかなか作業調整が難しいと思います。リフォーム専門の弊社だからこそ、出来る事もあるのです。
いかがでしたでしょうか。
もしも外壁塗装のこと屋根工事のことでお困りのことやご相談したいことがあれば、いつでもお気軽にご連絡ください。
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