【台風の季節になると屋根が心配だ】【ご近所へ迷惑が心配】など、屋根に関する相談を最近よく受ける様になりました。
こんにちは。地元で安心リフォームのソデノ建装。代表のソデノです。今回は台風・強風、そして地震にも強い金属屋根の張替、葺き替交換工事の価格の目安をズバリ、お話しします。
屋根の葺き替えや張替をご検討の方は、この記事で工事の進み方と費用をご参考して、ご自身の屋根葺き替えリフォームにお役立てしてください。
【災害に強い】金属屋根への張替え工事内容と費用の目安をお知らせします。
- 屋根の張替・葺き替え工事の進み方と各作業の工事単価
- 屋根の広さに応じた屋根リフォームの金額の目安
- 工事期間
- 屋根のカバー工法と葺き替え・張替工事の違い
- 屋根張替・葺き替え工事の注意点
以上の内容でお話を進めていきます。
屋根の張替・葺き替え工事の進み方と作業費用単価
屋根の葺き替え工事の工事の進み方とその費用をお知らせします。
既存の屋根材を剥がす作業
この作業はスレート屋根材や瓦など既存の屋根材を撤去する作業となります。
作業単価:スレート屋根、瓦屋根 ㎡単価3,000円前後。
剥がした屋根材を運搬及び処分
剥がした屋根材を産業廃棄業者へ運搬して処分します。
作業単価:瓦屋根材 ㎡単価4,000円前後。スレート屋根材 ㎡単価3,000円前後。アスベスト屋根材は別途
既存の屋根下地にべニア板を増し打ちする作業(不要な場合もあり)
屋根材を剥がした後に12ミリのべニア等で屋根下地を補強します。下地がしっかりしていれば不要な場合もありますが、金属屋根材に張替ますと約30年はメンテナンス作業が不要にありますので、当社では下地にべニアを増し張りする作業を推奨しています。
作業単価:べニア増し張り作業 材料込み ㎡単価3,500前後
防水シート(ルーフィング)作業
屋根材の下に防水シートを入れます。この防水シートにもグレードがあります。出来れば高耐久な品物をお選びください。
作業単価:屋根防水シート(ルーフィング)作業 ㎡単価2,000円前後
ケラバ・水切り・棟などの取付作業新しい金属屋根を取り付ける作業
屋根本体以外の部材を一部加工しながら取付ます。
作業単価:棟・ケラバなどの部材作業 m単価500円~2,000円前後
屋根の広さに応じた屋根リフォームの金額の目安
屋根の広さに応じた屋根張替リフォームの金額をお知らせします。
屋根面積 | 価格 |
15坪(約50㎡) | 90万円 |
20坪(約66㎡) | 118万円 |
25坪(約83㎡) | 149万円 |
30坪(約100㎡) | 180万円 |
35坪(約115㎡) | 207万円 |
40坪(約132㎡) | 237万円 |
一般的な戸建てですと、屋根の大きさは15坪(50㎡)~25坪(83㎡)が多いです。
屋根葺き替え・張替リフォームの工事期間
屋根葺き替え・張替リフォームの工事期間は、一般的な木造建築30坪前後ですと、約2週間で工事は完了します。雨など天候で作業が出来ない事もあります。
屋外作業ですので、工事中はご不在でも大丈夫です。戸締りはしっかりお願いします。
屋根のカバー工法と葺き替え・張替工事の違い
屋根リフォームには2種類の工事方法が存在します。
- カバー工法:既存の屋根材はそのままで、新しい屋根材を古い屋根材へ被せる方法
- 吹替・張替:既存の屋根材を剥がして新に屋根を乗せる工事方法
カバー工法メリットは、工事費用が安価になる。工事期間が若干短い。デメリット:屋根下地と屋根材の耐久年数が大幅に違うので屋根下地が悪くなると屋根を張替する。大雪などで屋根がずれる事例がある。
吹替え・張替のメリット:屋根材も屋根下地も新しくなるので30年は耐久すると思われる。デメリット:工事費用がカバー工法より高額になる。
カバー工法にも張替・葺き替えにもメリット、デメリットがありますので、業者とよく相談して頂き最良の方法をお選びください。
カバー工法か吹替え・張替か、お悩みだと思います。ポイントとして屋根リフォームするご自宅を今後そうするのか?何年住みたいか?等を考えて頂く事をおススメします。
屋根張替・葺き替え工事の注意点
屋根工事は高額なリフォーム工事となりますので、慎重にお話を進めください。
① 信頼できる業者を選びましょう。
地元で施工実績をホームページに掲載している業者をおススメします。屋根リフォームは雨漏れの心配がありますので 正しい工事方法で作業してくれる業者をお選びください。
② 出来れば外壁塗装と同時に行う事をおススメします。
屋根リフォームはどうしても高い場所の作業ですので「仮設足場」が必要となります。15万~20万ほど費用が発生します。外壁塗装リフォームもこの足場が必要となりますので、外壁と屋根を同時に行う事で足場作業費用が安価になります。
③ 外壁塗装専門業者への依頼はなるべく避けましょう。
外壁塗装業者は塗装専門ですので、屋根の工事方法などの正しい知識が不足しているケースが多いです。塗装専門業者は屋根工事を外注(他の職人)にお願いする事が多いですが、屋根工事の知識が少ないと間違った工事方法かどうかの判断も出来ませんので、塗装専門店に屋根工事をお願いしない方がいいと思います。
瓦屋根やスレート屋根を【台風に強い】金属屋根への張替工事費用のお話、いかがだったでしょうか?ここで最後にポイントを簡単にまとめてみます。
- 屋根工事にはカバー工法と葺き替え・張替工法がある。
- ご自宅が30坪ですとおおよそ90万円(税別)費用が掛かる。
- 信頼できる業者を選ぶ。
やはり1番大切なのは【信頼できる業者】を見つける事が大切です。あなたに寄り添い、不満や不安を解消してもらえる業者がいいと思います。