3社以上の見積もりを取るのは正しいのか?
こんにちは。
八王子や町田、相模原を中心に塗装工事やリフォーム工事を行っているソデノ建装のソデノです。今回は「リフォームの見積書の正しい見方」をご紹介します。
相見積もり。数社から同じ条件で見積もりをしてもらう事ですね。私もお客様から「相見積もりですがよろしいですか?」なんて見積もりの際に言われる事があります。数社から見積もりを取ることは悪い事ではありませんが、本当にご自信で比較検討できるのか?って時々私は思います。
例えば、外壁塗装の見積もり。
屋根や壁の面積(㎡数)。当社では図面がある場合は図面から積算。図面が無い場合は実測で積算します。他社がどの様に行っているかわかりませんが多分、同じような方法だと思います。
当社では図面・実測積算でもお客様に5%~8%は面積に誤差が出ます。と説明します。ここで言いたいのが「200㎡の面積で10㎡ぐらいの誤差が生じる」と言うことです。
A社が200㎡。B社が195㎡。C社が208㎡があると思います。1㎡も誤差がない見積もりはかなり難しいと思います。しかし、A社200㎡。B社195㎡。C社250㎡ですとC社の積算を疑うことになります。
使う塗料は?リフォーム業者によって使う塗料の材料が違う場合もあります。水性塗料しか使わない会社。当社のように油性塗料しか使わない会社。また、自社オリジナルの怪しい(笑)材料を使う会社。宇宙開発された塗料を使う会社。雨水で外壁がキレイなると言う塗料を使う会社。これもまた、色々ですね。ご自信で「この塗料が最高だ」と確信をもてないと、業者の進める塗料での見積もりとなり「同じ条件の見積もり」にはなりません。比べることが出来ません。
「相見積もりを取りますよ」と言うのは、業者に「あなただけでなくほかにも選びますよ」との意思表示だと思ってください。私でも現場を見ないで見積もり3社分でどこの業者が1番いいか?判断できません(笑)。
見積もりとはもちろん、金額の提示という大切な約束ですが、書面だけの判断は辞めた方がいいです。こんな話を聞きます。リフォームの話が奥様と進み、数社から1社選びました。ご主人に相談すると・・・この見積もり高いな。もっと安い業者はいないのか?ご主人は見積もりの書面だけの判断。奥様は営業マンにも会い、金額の説明まで受けている。
やはり、大切な自宅のリフォームにはご家族皆さんで参加してもらう。面倒かもしれないが、相見積もりを取る場合は全ての業者にご家族で会う。ショールームなどにもご家族で参加していただくといいリフォームが出来ると私は経験から思います。
相見積もりは大切なことかもしれませんが、やはり、リフォームは実際の工事が極めて重要です。見積もりと同じ工程の工事。手抜きをしない工事。お客様と営業マンとの約束を忠実に実践すること、など書面では解からない部分が大切だとも思います。
ネットで申し込むと数社から見積もりがくるシステムなどありますが、サイトを運営する会社が工事費用の6%~10%を取っているようです。また、見積もりお客さんとのメールやり取りにも費用が掛かる場合もあるようです。無駄な経費を使っていますね(笑)
リフォーム業者とお客様が本当の意味で信頼関係ができる関係が私は1番良いと思います。