実例紹介。戸建ての床がブカブカ・へこむ原因はシロアリの可能性あり

この記事では、戸建てお部屋の床がブカブカしたり、へこんだり、傾く等の床の不具合の原因が実はシロアリがだった事例をご紹介いたします。床の状態が気になっている方はお読みいただき、調査をご検討下さい。

八王子のソデノ建装リフォーム、代表のソデノです。

今回のお話は、以前からお仕事を頂いている同じ町内の方から「和室の畳が落ちてきてしまって、家具が倒れそうになっている」との電話があり、調査にお伺いしたことでシロアリ被害が発覚したケースです。被害にあわれていたのは、ご自宅の1階にある和室です。

詳しくはこの後ご説明いたしますが、 「建物の基礎が布基礎で床下が土になっている」「床が傾いたり、下がったりしている」という場合、補修はもちろんですが実はシロアリにやれている可能性もあります。

そこで今回は上記のような床に異常を感じる方に向け

  1. 床の不具合がシロアリによるものか、経年劣化かの判断方法。
  2. 床がシロアリによって被害にあった場合の補修方法や費用。
  3. シロアリ被害を防ぐ方法。

以上3つの項目を解説致します。
床が傷んでお困りの方の見極めにご利用頂けると思いますので、ぜひ最後までお読みください。

和室の床が下がるのはシロアリかもしれません

冒頭でもお伝えしましたが、八王子市内で「和室の畳が落ちてきてしまって、家具が倒れそうになっている」とご連絡をいただき下見に伺いました。

当初の私の所見では、広い範囲で1階和室の床が床が傷んでいましたので経年劣化による床の不具合との判断をし、和室の床の根太(床を支える部材)の交換で床を直せると思いました。

しかし、工事の際の材料の手配の為に実際に掘りごたつから床下を点検してみると私の予想とは異なり「シロアリ」で根太や根太を支える大引まで傷んでいた事が判明したのです。

結果シロアリによる被害が大きかったので、和室の床、畳以外が全て交換と致しました。

和室のシロアリ被害の代表例は傾きやブカブカ

実際に工事に着工したところ、なんとまだシロアリが生息していましたので、床の補修工事が完了した後に、シロアリ専門駆除業者の奥田建物さんにシロアリの駆除及び防蟻(シロアリ予防)作業を行いました。

当社でも「床のブカブカを直してもらいたい」「床が傾いたので修繕してもらいたい」などお問い合わせ頂く事があります。その床の不具合の原因が建物を長年使用した場合の経年による劣化もありますが、時々経年劣化ではなくシロアリが原因で床が傷むケースも見受けられます。

長年使用した経年劣化での床の傷みは防ぐ事が出来ませんが、シロアリが原因の床の傷みは定期的な点検で防ぐ事が出来ます。戸建ての床のブカブカやへこみが気になる方やご心配の方はシロアリが原因の可能性もあります。

動画で紹介
シロアリ被害のあった和室の修理・修繕方法

ここからは、実際にどの様にシロアリ駆除と床の補修を行ったのかをご紹介いたします。

まずは、畳を移動させて、畳の下地を解体します。シロアリによって傷んだ床はボロボロな状態ですので、解体工事はかなり簡単に進む事が出来ます。シロアリによって破損した床の解体工事が終わりますと、根太と大引を作ります。

今回は作業時間短縮と工事費用削減の為に2×4材を使って和室の床を作りましたので、工事は1日で完了致しました。工事工程につきましては、動画もとりましたので参考にしていただければと思います。

代表 袖野
ちょっと難しい話ですが、戸建て木造建築の床は床材を支える【根太】ネダ。根太を支える【大引】おおびきから構成されています。根太は約30㎝間隔。大引は約92㎝間隔で作らています。

 床の不具合がシロアリによるものか、経年劣化か4つの判断基準

ここまでで今回の事例についてお伝えしてきましたが、「自分の家は大丈夫だろうか?」と思われたのではないかと思います。シロアリが原因での床の不具合と長年使用した経年劣化を正確に判断するには、床を壊してみないと確認出来ません。

しかし、シロアリによって床が傷んでしまうケースの特徴からご判断いただけるポイントもありますので、ご説明いたします。

  • シロアリ駆除を10年以上行っていない。
  • 建物の基礎が【布基礎】で床下が土になっている。
  • 床が傾いたり、下がったりしている。
  • 和室(畳)が落ちた。

 まずはこの4つがチェックポイントです。

シロアリの駆除を10年と行っていないとシロアリが発生しているのか・してないのかが解りません。
ご自宅でありながら床下をご自身で点検する事はなかなか出来ないと思います。
ですので、10年近く駆除をしてない場合は、プロに定期的に点検と駆除をおススメ致します。

築年数の古い戸建てに多くありますのが布基礎と呼ばれる床下が土もなっている基礎です。
ベタ基礎と言って床下もコンクリートで覆われている基礎に比べてシロアリの発生率も高いと言われています。

床の不具合が90㎝角以上大きな範囲でブカブカしていたり、へこむ場合はシロアリ被害の可能性が十分あります。
また、和室やフローリングの床が傾くケースはシロアリ被害の確率がかなり高くなると思われます。

床がシロアリによって被害にあった場合の補修方法

シロアリによる戸建て床の補修や修繕作業ですが、被害によって修繕方法は違いますが、長年お使いになった経年劣化と大きく違うのが、傷んだ箇所だけの補修・修繕で終わらないのがシロアリ被害です。

シロアリは木材を食べて、巣を作り卵を産み増えていきます。多少でもシロアリに食い荒らされた場所は修繕・補修を行いますので、工事が大掛かりになります。当然修理費用も高額のなる事があります。

シロアリ被害を防ぐ方法

最後に、面倒で修繕や補修に費用の掛かるシロアリによる被害から大切なご自宅を守るにはどうしたらいいのでしょうか?

実は非常に簡単にシロアリ被害を未然に防ぐ事が出来ます。それは【5年~7年でのシロアリ点検】この点検を行う事で面倒で補修費用が高額なシロアリ被害を防ぐ事が出来ます。

繰り返しになりますが、戸建て床下の点検をご自身で行う事は難しく、またシロアリが発生しているか?発生しやすい状態なのかを判断出来ないと思います。やはり、5年に1回はシロアリの専門業者にご自宅の床下点検をしてもらい、安心して暮らせる事が出来ると思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

今回は一つの事例としてのご紹介ではありますが、途中ご紹介した4つのポイントいずれかに当てはまる方はまずは調査依頼されることを強くおすすめいたします。

床の経年劣化であれば補修で済みますが、今回のように土台までやられていると工事費用もかかりますし、何より他のお部屋にも被害が及ぶ可能性もあります。

当社でも床の補修はもちろんのこと、シロアリ調査もまとめて無料で調査・お見積りが可能です。どうぞお気兼ねなくまずはご相談下さい。

 

 

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