この記事では、外壁塗装失敗させない為には、塗料選びが重要です。そこで、塗料の基本的な知識を3項目に分けてご説明致します。最後までお読み頂くと、外壁塗装に使う塗料の選び方が解り、あなたの外壁に適した塗料、ご予算にあった外壁塗料を判断出来ます。
こんにちわ。八王子でリフォーム会社を20年経営しています、ソデノです。
外壁塗装をしたいと思った際に、費用や塗料、工事内容など、あなたが外壁塗装を真剣に考えれば考えるほど、不安や心配が増えてくる事はありませんか?外壁塗装の基本はやは「使用する塗料」がとても重要です。外壁塗装はとても費用の掛かるリフォーム工事です。なので、失敗したくない。後悔したくないと皆さん思っています。なので、この記事では外壁塗装の基本となります「塗料の選び方」を詳しく解説致します。外壁塗装の費用や相場を知りたい方は「損をしない為の外壁塗装の見積もりの見方」こちらの記事もぜひ参考に合わせてお読みください。
外壁塗装の塗料を選ぶには塗料の知識を身に着ける
外壁塗装の目的は、外壁を保護して家を長持ちさせる事です。ですが、外壁の色や外構(お庭等)との調和など「美観」もとても大切です。なので、保護して長持ちさせてあなたの希望にあう色にする事が大切です。
外壁塗装は約10年周期で行う工事です。この外壁塗装工事費用は高額なリフォームとなりますので、失敗しなくない。後悔したくないと皆さん感じています。この様な理由から「塗料の知識を身に着ける」事はとても重要です。
外壁塗料を学ぶ
外壁塗装の塗料を選ぶポイントは2つです。
- あなたの家の外壁の種類
- 外壁塗装の塗料の種類

その① まずはあなたの家の外壁を知る。
あなたの希望や業者の進める塗料が果たして、あなたの外壁にマッチしているのか?また、メーカーが推奨している組み合わせなのかを確かめる必要があります。
外壁の種類
外壁塗装の塗料を選ぶ基準として、ご自宅のの外壁がどんな種類の外壁なのかで、塗装に使う塗料が変わってきます。モルタルやサイディング、ジョリーパットなど、外壁材には多数の種類があり、それにあった塗料が存在します。
外壁によって使用塗料があります。日本ペイント。関西ペイントなどメーカーのHPに掲載されています。
住宅には◎、ビル✖ サイディング△など掲載されている場合もあります。
なので、あなたの家の外壁は何なのか?知っておくことで、業者が持ってきた見積もりに記入されている外壁塗料をメーカーのHPで必ず調べてください。
ここで、さらに重要な事ですが、外壁塗装は3工程。3回塗りが基本です。なので1回目の塗装、下塗り塗料にも外壁への適応があり、2回。3回に使う塗料との相性もあります。なので、メーカーHPで詳しくお調べください。

立地条件
あなたの住む土地の気候なども塗料を選ぶ条件です。特に「日当たり」は重要です。窯業系サイディング外壁が常に湿っていると外壁自体が傷んでしまう事があります。水に弱い塗料はありませんが、できれば油性塗料を使うのがいいでしょう。詳しくは「油性塗料と水性塗料の違い」で解説していますので、併せて読んで頂くと知識が深まります。
その② 外壁塗装の塗料のことを把握する
外壁塗装の多くは下記の5種類ですが、最近は「アクリル塗料」はほとんど使いません。性能が悪すぎます。耐用年数が塗料のグレードと比例します。
塗料の種類 | 耐用年数 | 単価 |
---|---|---|
アクリル系 | 4~7年 | 1000円~ |
ウレタン系 | 6~10年 | 2000円~ |
シリコン系 | 10年前後 | 3000円前後 |
フッ素系 | 10年以上 | 4000円前後 |
特殊塗料 | 10年以上 | 5000円前後 |
アクリル系塗料
アクリル系塗料は一番グレードの低い塗料で、耐用年数も短いです。現在で使っている業者はあまり見かけません。
ウレタン系塗料
この塗料も最近あまり使われません。
シリコン系塗料
現在、1番使われている塗料です。シリコンンにセラミックを配合したシリコン塗料もあります。価格と性能のバランスは1番いいです。価格を抑えて長持ちさせることもできる塗料です。
フッ素系塗料
フッ素系塗料の特徴は表面の硬さです。塗膜全体が硬く光沢の出る塗料で、耐久性が上がりますが、シリコン系に比べ塗膜(塗装した膜)が硬いので、ひび割れが起こりやすいです。
遮熱、断熱塗料
塗装で、外壁の表面温度を下げる効果や熱を反射させる塗料です。熱を防ぐことができる塗料です。塗料に空気が入り、熱を遮断したり、塗装そのもので、紫外線や赤外線を反射させます。遮熱塗料は室内への熱の侵入を防ぎます。
光触媒塗料
光触媒塗料は、次世代塗料として登場した最新の塗料で、太陽の光で汚れを浮かし、雨で洗い流す塗料です。

あなたに合った外壁塗装の塗料の選び方がある?
外壁塗装の塗料には様々な種類がある事をご理解頂いたと思います。あなたが、選んだ塗料、業者が選んだ塗料で失敗しない外壁塗装をするためにも、3つの塗料の選び方をご説明致します。
- 費用がお手頃で、耐久性のある塗料とは?
- なるべく費用を安く済ます塗料の選び方とは?
- 外壁を長く耐久させてくれる塗料の選び方とは?
① 費用がお手頃で、耐久性のある塗料とは?
ズバリ「シリコン系」塗料です。さらに「セラミックが配合」されている塗料はさらにいいです。シリコン系塗料は現在、今主流となっていて、施工数も多いようです。費用がお手頃で、耐久性のある塗料とは、シリコン系塗料です。
② なるべく費用を安く済ます塗料の選び方とは?
アクリル塗料・ウレタン塗料をおススメします。ただし、耐久性が低いので保障の問題、後のクレームを懸念して取り扱わない業者もいます。外壁塗装を安くしませいた方は、アクリル塗料をおススメします。
③ 外壁を長く耐久させてくれる塗料の選び方とは?
外壁塗装を長持ちさせたいなら、耐用年数の高いフッ素系塗料がオススメ。カビの発生を防止したり、紫外線や雨に強いといった頑丈な塗料です。ただし、フッ素系塗料やは塗膜が硬い分、ひび割れが起きやすいです。しかし、20年を超える耐久は難しいと思います。もし、30坪でフッ素系の外壁塗装で180万を超えるようなら・・・外壁を金属サイディングへの張替も検討ください。同じような金額で、塗装よりグレードの高い工事も可能です。

まとめ
塗装の基本は正しい塗料の選び方いかがだったでしょうか? 説明が不足の部分もあると思います。もし、疑問や不安がありましたら、いつでも私、ソデノまでメールください。なんでもお答えいたします。お気軽にどうぞ。